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 使用機材 (その1 映像機器 ) 


 ではここで、使用しているAV機材をご紹介しましょう。



 プロジェクター VPH-D50QJ 

プロジェクター

まず画像の主役であるプロジェクターはソニー製のVPH-D50QJを使っています。HiVi誌グランプリを獲得したモデルで、3管式ならではの極めて豊かな表現力を持っています。

なお、3管式と液晶式の違いについてはこちらをごらんください。

また天井への取り付けは、天井をへこませて高さを稼いだり、強度のある部分へ取り付ける必要があります。この点に関しては、別にこちらをごらんください。


 スクリーン MALIBU/MI80 

スクリーン

スクリーンは反射面素材にスチュワート製のマットタイプの反射生地素材を使った、キクチ科学研究所のMALIBU/MI80型を使っています。スチュワートのマットは、自然な表現が持ち味で、マット系のなかでもとりわけ評価の高い定番モノです。

ちなみにスクリーンにはマットタイプ/ビーズタイプ/シルバータイプがありますが、天吊りの場合はビーズは使えなくて、マットかシルバーとなります。

スクリーンのアスペクト比は4:3で、大きさは80インチです。実はD50の実力(100インチ以上の投射能力があります)からすると、とても贅沢な使い方なんですが、80インチまで絞って使ったD50の画質は、明るさと緻密さの両立したすばらしいものとなります。

私は会社で100インチ以上に投射して使っていて、D50の高い性能にはそれなりに満足していますが、自宅で100インチにしなかったのは、この80インチの余裕ある画像を常用していたいと思ったからです。

なお、このMI80型は電動巻き上げ式になっていますが、リビング兼用の場合見るときに下げて、使わない時は常時巻き上げておきますから、電動は是非欲しい設備と考えて導入しました。

スクリーンを巻き上げた状態

左の画像は、スクリーンを巻き上げた状態です。リビングは通常はこの状態で、映画を見るときにスクリーンを降ろす感じです。

なお、巻き上がったスクリーンは天井から25センチ程度の幕板の後ろに隠れてしまいます。


 DVDプレーヤー DVP-S7000 

DVDプレーヤー

続いて絵出し機器。まず映画観賞用ですが、ある程度高い画質でないと大画面に耐えませんから、ソースはDVDとレーザーディスクが中心となります。

まずDVDプレーヤはソニーのDVP-S7000を使っています。一昨年のHiViベストバイ一位を獲得したモデルで、業務用映像機器を作り上げた技術者が手がけた画質は、さすがと思わせるものがあります。

ただ、私の好みでは黒を沈め過ぎている感じがしますので、モニター調が好きな私は、ブライトを63程度を中心にして(つまり黒レベルを上げて)使っています。SMPTEのテストパターンで調べてもこのくらいが適正値のようです。同じ機種をお使いの方は是非お試しください。


 LDプレーヤー HIL-C1 

DVDプレーヤー

LDプレーヤはソニーのHIL-C1です。画質/音質ともとりあえず十分ですが、AC-3音声が出て来ないのが難点かな。

なお、このLDプレーヤーはハイビジョンLDも再生できますが、ハイビジョンLDは一枚も持っていないのでかけたことはありません。


 その他映像機器 

その他機器

このほかラックの中には、映像切り替え器(上段)とVTR(下段)が入っています。

VTRは普通のもので、S-VHS非対応ですが、普段のテレビの録画再生や、子供の貸しビデオ用なので十分です。

もう一つ。中央はパイオニア製の古いLDプレーヤLD7100です。

10年以上も前に買った古いもので、PCM音声にすら対応していない時期のものです。実は動作は渋いし画質もたいしたものではありません。でも長いこと見慣れた画質には不思議と愛着があり、どうしても捨てられなくて、いまだにラックに入れてあります。




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