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 使用機材 (その2 オーディオ機器 ) 


 続いてオーディオ機器です。



 サラウンドプロセッサー SDP-EP9ES 

SDP-EP9
AVの音の主役となるサラウンドプロセッサーはソニーのSDP-EP9を使っています(私は実はこのモデルと、そのメインフィーチャーであるデジタルシネマサウンドの開発陣の一員です)。
プロセッサはペリフェラルなのでHiVi誌は順位のつくベストバイがありませんが、評論家一人一機種ずつ投票する推薦状況を見ると、大半の評論家がこのモデルに推薦票を投じて下さいました(発売当時)ので、ベストバイ相当といえるでしょう。
またこの機種をベースに昨年作ったAVアンプTA-V88ESは、昨年のHiViベストバイ、この夏のベストバイと二期連続で一位をいただきました。
SDP-EP9はデジタル入力専用機ですが、DVDのデジタル信号のほか、LDのAC-3/RF信号も扱えます。


 アンプ TA-F5000 (二台) 

TA-F5000
SDP-EP9の出力を増幅してスピーカを鳴らすアンプは、TA-F5000を二台使っています。普段CDやテレビ音声を2チャンネルで聴くときは下側の一台を使い、AVでサラウンド音声のある時に二台使います(センタースピーカは現在使っていません)。
このアンプ、出力は35W程度で小パワーですが、相当迫力ある音量で聴いてもサチることはありません。100W以上のパワーが家庭用としていかに無意味なものであるか、ユーザのみなさんがもう少し理解して下さるといいのですが。そうすれば今よりもっと価格が安くて音の良いAV機器の設計が可能になるのです。
ちなみにTA-F5000は私が設計したモデルです。


 CDプレーヤー CDP-X5000 

CDP-X5000
DVDプレーヤのDVP-S7000はCDもかかりますし、音も結構良くできています。特に低音域の力強さは独特の良さが有ります。
しかしCD専用機ならではの美学ともなるとコンパチ機ではなかなか達成できない領域があるのも事実。
そういうわけでかないまる邸もCDは専用のCDプレーヤで再生しています。
モデルはCDP-X5000。これも私が設計したモデルです。
5000シリーズは「設計者が一度は作りたかった逸品です」と一年以上にわたりオーディオ誌に広告が出たモデルですが、実は「設計者」とはこの私なのでした(^_^)v


 フロントスピーカ monitor HL type 4 



フロントスピーカは、BBCモニターの設計で名高いダッドリーハーウッドが、自身最後に手がけた、ハーベス社のモニターHL/type4です(現在のハーベスのスピーカの設計は、後進のアランショーが手がけています)。
このスピーカは私が最も愛してやまない逸品で、子供が小さいときはツイーターをつつかれるのが嫌でしまっておいたというほどのものです。
ところがねえ、カミさんはこのスピーカを平気で椅子の背で引っかけるんですよ。そのたびに私は涙が出ます。
そうだな。このスピーカはいずれ「わが家のお宝」のページで詳しく紹介しましょう。


 サラウンドスピーカ NHT/SUPER ZERO 

NHTスピーカ
サラウンドスピーカは、米国NHT社のsuper zeroを天井吊り下げで使っています。
画像は普段外していないネットを外して撮影しましたが、見ての通りの2wayで、密閉型です(右に見えるのはスピーカコードではなく、地震時の落下防止用のチェーンです)。
このサイズで密閉型なので低音は出ませんが、中高域はすばらしい質感で、サブウーファを加えてやれば信じられない音場表現をしてくれます。
このスピーカはAVの本場米国で雑誌のアワードを獲得したことがあるようですが、やはりサブウーファを加えたセットで獲得したようです。


 サブウーファ SA-W301 

サブウーファ
サブウーファは、ソニーのSA-W301を使っています。
このサブウーファは、デモなんかに使うと音圧不足を感じますが、家庭用の音圧では非常に高い質感とスピード感があり、なかなか良いサブウーファだと思います。
特に帯域不足のスピーカの低音増強用としては、不思議なほどよい性能を発揮するようです。
かないまる邸も実はそういう使い方で、サラウンド用のNHTの低音増強用です。このへんの詳しいことは、最終ページのQ&Aコーナーに書きました。




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