ウッドラケット

ウッドのパターン その2)。
ロシニョール・スラセンジャーのパターン (マイナーなパターン)

初稿 111217


ウッド時代の二本張りのもう一つのパターンをご紹介します。

2) ロシニョールのパターン







これはフレーム左半分に「Vフ」溝、右半分に「ノフ」溝を持つパターンです。○がクロスの始まり (スタートタイが△) です。このパターンはプロケネックスの記念すべきセミラージウッドである「ブラックエース」でも採用されています (ブラックエースはこの画像とはラフ、スムースが逆です)。








これはスラセンジャーです。ロシニョールとは裏表の関係 (鏡を下に置いて写すと同じに見える関係) です。また黄色矢印部に通常使われない溝が追加されています。


このパターンはフタバヤもセミラージのウッドで採用していました。面積が大きいので、メインの端の見た目の整列を重視したのでしょう (カワサキのセミラージはレギュラーサイズと基本的に同じパターンです)。



このタイプの溝を持つラケットの張りパターンです。

上下方向の長いタテ溝のおかげで、8番メインと9番メインをトップ側でも一穴飛ばすパターンとなります。ただしラケットの強度が少し弱くなるのではないかと思います。

クロスの張り始めは右上になります。


ハイパワー・ウッドパターン
ウッド編の目次を出す

目次を表示する

かないまるに戻る