フレーム外周のストリングの景色としては、このほうが通常よりシンプルに見えます。通常パターンではメインの最後の9番パターンが5個も内側の5番メインにタイオフされます。このためメインの最後の長いストリングがだらしなく見えるものですが、ハイパワーパターンではスパンが短くなるので綺麗にみえるのです。
画像では通常の例を二つ撮影してありますが、白いラケットはクロスでメインを巻き込んで落ち着かせようとしています。涙ぐましいですね。ハイパワーパターンであれば、こんなことをしなくてもストリングは安定します。
実際に張って試したところ、ハイパワーパターンは非常に具合がよいことがわかりました。通常パターンに比べて打感も打音もとてもいいのです。その変わり、クロスの最後を落ち着かせるのは若干コトです。そのへんは実際の二本張り(ハイパワーパターン)で。
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