川端さんの張り方
パターンの解説
(ATW張りとは)
その2
初稿 140223
川端さんの張り方の要点は、川端さんとお話ししたときにコラムに書きました。丁度一年くらい前ですね。
要点はコラムを読んでいただくとして、以下具体的に開設します。
・張りパターン
川端さんの張りパターンはATWの変形でした。ショートサイドの長さはラケット5本と短めです。
メインは左右バランスよく張りますが、まずショートサイド側だけ解説します。
ショートサイドはB点でメインを一本残して終了し、一番上のクロスを一本だけ張って完了です。ここで張り終わりのC点はすぐにはタイオフせず、スターティングクランプで止めておき、最後にロングサイド完了後にタイオフします(川端流)。
ロングサイド側です。D-E-F-Gとフレームを一周回ります。Gからは、上から下に向けてクロスを張ります。
ここで、E-E間のクロスは、メインとの位相に注意します。つまり、ここで張る一番下のクロスが、上から張ってくるクロスと位相があっていなければいけません。
数え方です。まず位相が確定しているHに注目します。つまりここのクロスを正しい位相で通す必要があります。
ここまででメイン用のホールは既に全部うまっていますので、クロスホールを数えて偶数個だったら一番下のeのクロスはHと同じ位相。奇数個だったらHと違う位相になります。
実際は空いているクロスホールを1のところから順に「下、上、下、上…」と声を出して読みまんで、これから通すEの位相を決めるのが簡単で確実です。
張りの実際へ
目次を表示する

かないまるに戻る
