T2000:張りの実際
初稿 111105
その7) ラケットのはずし方
クロスをタイオフしたら、まずビリヤードで引いてあった針金をカットします。
絶対にサイドサポートを先に緩めてはいけません。順番を間違うと針金を切ったときにはじけますので危険です。
針金をグリップ側、トップ側ともに外したら、ストリングのマス目をよく観察し、ずれていたらオウルで目を整えます。ただし、ここで大幅に目を整えるのはNGで、張りの途中でほとんど枡目ができいるのが理想です。
サイドサボートをはずします。長さを計ってみましたが、この時はピッタリ276.5ミリに戻っていました。
面内ではメインのほうがテンションが低いということになります。
張りあがりました。仕上がった面を叩くとパーンといい音がします。
ここで使ったストリングはウィンショットのレプロスという、ショップオリジリルストリングですが、T2000と同時期に生まれたオージーシープを少しシャープにしたようなストリング。ボールを思いっきり叩くと気持ちよく飛んで行きました。
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