T2000:張りの実際



初稿 111105


その5) ボックス

ボックスのストリングは、クラウンとストリングの上下関係を覚えてしまうと手早くできます。



まずボックスを開始するラケットの右下です。

となっています。




次にラケットの左下です。クラウンとの関係は同じ、つまり

となっています。



次にラケットの左上です。右下と全く同じで。

となっています。



最後に右上です。ここはストリングが斜めに降りますが、クラウンとの関係が他の三か所と違います。下記となります。

つまりクラウンとの関係は、一回ごとに上下が交互になります。

すでに述べたようにウィルソンの初期の資料では3本とも上から入っていましたが、ストリングが接触する欠点があり、あとで変更されたと思われます。

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ここまでの共通項は、

覚えると楽です。



ボックスが終わったらタイオフします。

1-11 張り(その6)
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