T2000の張り方
初稿 111101
更新 130504
ストリングの方法 (ウィルソンの資料による) その2
ウィルソンの資料の2ページ目です。

翻訳です。この翻訳のなかに、3ぺージ、4ページの図を表示します。
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ストリングインストラクション
ストリングマシンにフレームを、5個の大クラウンが左側になるようにセットします (4個の大クラウンが右側になります)。バイスにフレームをしっかりと固定します。
訳注:これで上を向いたほうがストリンガーのラフですが、グリップエンドのマークシールが適当に貼られているようで (6本入手して半々でした)、ゲーム時のラフとはかならずしも一致しません。
ここで図1 (この下の図) を参照してください。まず18フィートのストリングを張ります

- ラケットの先端 (矢印0) から張り始めます。長さはラケット右側が6フィート、左側が12フィートです。
- 左サイドのメインをクランプします。右側の6本のストリングを張り、ストップノット@のところでループにストリングをノットします。
- 左側のメイン6本を張ります。
- 左のメイン(訳注:メインの7本目)→ボトムのクロス→右のメイン→トップのクロスのループを三回繰り返し、3個のボックスストリングを張ります。
- ストップノットAでストリングをタイオフします。
次に図2を参照してください。ここから10フィートのストリングを張ります。

- Bにストリングをタイします(訳注:スタートタイ)。
- 12本のクロスを張り、最後にCにタイオフします。
考察
書いてあるとおりに張れば、問題なく張れます。ただし、この図はワイヤとストリングの上下関係が若干わかりにくいことと、ボックスのところでストリング同志が干渉する問題があります。この点はT3000が発売された時期になると修正されていて、以後の解説では修正後で説明しますので、ここでは深追いしません。次ページに進んでください。
1-03 問題点と一本張りの可能性へ
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