かないまるの個室オーディオ 1)

ハーベスモニター4の移設

開始 180108
更新 180114



001) 自宅に小さな "新かないまるルーム"を作ることにしました。
180107,180114,19)

2018年も松が開けました。おめでとうございます。

さて、かないまる邸に小さい試聴室を作ることにしましたので同時進行で書いてみたいと思います。

かないまるの自宅のリスニング環境は、従来はリビング、その後は寝室でした。寝室については多忙すぎて未公開ですが、藤田恵美さんのカモミールベストオーディオUのミックス確認を行えたほど精度の高い環境でした (年末年始をつぶして約10日間やりました) 。

リビングにしろ寝室にしろ、問題は専用の部屋ではないので、配置がすぐ崩れてしまうことです。

でも精密な試聴は会社でやれば済んでいます。いままでは。しかし会社のかないまるルームには退職したら入れません。そう遠くない将来会社を離れることを意識した昨今、セットアップが崩れない専用の部屋が欲しいと思いはじめました。

ちょうど息子が独り暮らしをはじました。大きくはないですが (6畳弱) 部屋が一つ空きましたので、ここに機材を置いてみることにしました。新かないまるルームといえるほどにできるかはわかりませんが、老後の楽しみにはなると思います。


002)まずはハーベスを入れてみました。
180108, 180114)




手始めに、リビングからハーベス・モニター4を移してみました。ツイーターの断線を修理したもので、長年よい音を出してくれていました。でも近年は鳴らしていませんでした。

でも一番でも慣れているスピーカですからね。こういう時にまず鳴らしたいスピーカです。

どんな音が出たか。

最初は中域しか出ませんでした。でも一時間も鳴らしたら低域が膨らんできていい音になってきました。定番のキス・オン・ザ・ボトム (お勧めソフト参照) がいい感じで鳴ります。会社で仕事に毎日のように使う曲ですが、会社で聴くより断然素敵でした。「オールドハーベス。いいでしょ」って自慢したくなるような柔らかくて深い音。

それは貴重な音ですが、冷静に聴けばベースにダンプ感があります。やや伸びが足りない。エア感も足りない。高域側もシンバルやブラシがややキレが甘い感じでした。

買い換えも視野にあるんですが、愛着があるのでなおしてみることにしました。


003) 問題点は汚れですね
180108, 0114. 0119)

音の不満の原因。それは汚れですね。20年以上リビングにあったものですから当然です。



ユニット部のアップです。

まずツイーターですが、表面が繊維だらけです。フェルトみたい。空中を舞うホコリが長年の間にダンプ剤に付着して積もったのです。

ソフトドームツイータに付着するホコリは音質にはさほど影響しない、とされています。質量が小さいので一緒にピストン運動してしまうからです。しかしちょっとヤバイ感じ。高域がカットされている感じがします。

ベースのダンプ感は、ウーファの表面がやはり気になります。本来は表面がツルっと光っているはずなのに白く曇っています。これは油汚れが酸化したものでしょう。置き場所がリビングだったのでしょうがないのです。触るとザラっとします。

躊躇はいらないですね。ウーファもツイーターも洗浄することにしました。





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