99年7月11日公開


  

4)設置と接続

4-1) MN128-SOHO-SL11の背面

では設置と接続です。まず背面の様子をごらんください。

 

 

左上の緑ラインの3個のポートがアナログボートです。2と3は機能上は完全には独立ではなく、ダイヤルインなどは一緒に着信します。

その右の青ラインの「DTE」がRS232Cポート。

ETHTERNETとある黄色の部分がHUB(ハブ)で、ポートは4個です。1番ポートは「to HUB」と「to PC」を選択可能です(画像では文字が見えませんが)。壁のなかのハブとの接続は、1番端子を「to HUB」で使います。

下段の左端、水色のラインがU点です。NTTが設置した壁の局線のコンセントとつなぎます。アナログ電話には極性がありませんが、ISDNは極性があるので、極性反転スイッチが付いています。

続いてDSUのON/OFFスイッチ、ピンク色がS/T点。そしてS/T点の負荷抵抗のON/OFFが並びます。

 

4-2)接続

ルータ回りの接続は次のようになっています。上の画像のコネクタ脇のラインの色と下の図のコネクタの色は合わせてあります。

図中のPC1〜PC4は書斎にあるパソコンを表します。PC1がメインマシン。PC4が以前のメインマシンであるFMV。他の二台はノートです。

 

 

ポイントを解説します。

壁に来ているNTTの回線に接続します。DSUは当然ONです。極性はNORMALで使えましたが、MN128-SOHO-SL11の出荷極性が逆だったので、ちょっと時間を食いました。

終端抵抗(TERM)をOFFにして壁内のISDN配線に接続すればOKです。ただし、まだ接続していません。ルータ部分のテストが終わってからにしようと思っています。

電話、FAXのほか、PC1のモデムに接続しています。モデムはNIFTY用です。

1番ポートを「to HUB」に設定し、壁内のHUBに接続します。これで、かないまる邸のどこからでもルータを使えます。

次に2番ポートをPC1に、3番ポートをPC2に接続しました。PC1とPC2は、壁のポートが足らなくて書斎内でHUBを追加していたので、そのHUBが不要になりすっきりしました。

PC3とPC4は壁内HUBにつながっていますが、これは既存配線のままいじらなかったものです。

RS232Cは接続してありません。MN128-SOHO-SL11のファームをアップデートする時には必要らしいですが、とりあえず用がないのです。RS232Cはいろいろな雑用に使いますので、空いているに越したことはないですね。

 

4-3)簡単なテスト

設定に入る前に簡単なテストをしてみました。主にアナログ端子の電話が使えるかどうかのチェックです。

設定以前なのでダイヤルインサービスが全ポートに着信してしまいますが、とりあえずアナログ電話機、FAX、モデムとも問題なく動作することだけ確認しました。

このあとすぐに設定に入りたいところですが、多忙のため進まず、一週間以上この状態でしたが、とりあえずつなげば電話は使えるということで先に進みます。

 


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