スカッシュ用ストリング


テクニファイバー
x1 biphase 1.18



初稿 111025





テクニファイバー X-ONE biphase φ1.18です。

なかなかナゾの多いというか、わかりにくいストリングで、色がナチュラルを買うと、それはテニス用らしいです。スカッシュでは「テクニの赤」というそうです。

またパッケージにはゲージ18と書いてありますが、AWG (線材で使うのと同じ単位) とはずれています。通常φ1.18はゲージ17だと思っていたら、違いますね。なにか別の基準があるのか、フランスには主張があるのか、単なる間違いか…。

このストリングはかないまる自身は使ったことがありませんが、張ったことは何度かあります。友人が好きなのです。打感はφ1.18なのでパワーがあるが、コントロール性とシャープさが緑(305)のφ1.2より全然いいそうです。この友人は225時代のφ1.1は「シャープでコントロール性はいいが、きれてかなわない」と言って嫌い、赤に行きました。なので、この友人が305のφ1.1とどちらがよいというかはわかりません (305は225より丈夫です)。

ちなみにテクニのストリングは、細いナイロンにポリウレタン被覆をつけてから集合しており、ナイロン単体よりダンピングがいいのかもしれません。225と305はたぶんナイロンとウレタンの断面積比の違いでしょう(225のほうがたぶんウレタンが多い)。赤は張っていて緑より延びない感じなので、ナイロンの細糸時点でのプレストレッチが強いような気がします。

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