スカッシュ用ストリング
テクニファイバー
225
(入手困難)
初稿 111025
テクニファイバー225の18ゲージ (φ1.1) です。二年ほど前まで主流商品でした。
現在の主流は305でガットの構造は同じですが、ファイバーをまとめる樹脂が違うようです。この225は張るのが大変な難物でした。というのもクランプをちょっとでも強くすると中のマルチフィラメントが崩れて白化したからです。
もっとも、白化はフィラメントをまとめる樹脂が崩れているだけで強度にはほとんど影響ないと思います。実際白化したところで切れるということはありませんでした。
ただ、使いはじめるとすぐにメインとクロスの交差ポイントが白くなり、次第にそこからケバが立って来る特長がありました。そしてそこがどんどん細くなり、最後はプツっと切れます。
しかし、マルチフィラメントが緩くまとめられている構造は、ガットがボールをつかむような感じと球離れが両立するので、とても打感がよくファンが多かったガットです。
北米サイトで見ていると「formerly 225 and now called 305 1.10mm」などと、名前だけが変わったような書き方をしてあります。日本でもそう信じている人がいるようですが、全くの別物です。
どなたか225のロールをお持ちでしたら実費で譲ってください。特にショップの方。もう張らないでしょ?。
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