ウッドラケット用キズ防止アダプタ
初稿 111209
ウッドラケットのころは、6点式ストリングマシンなんてありませんでした。トップのグリップエンドの二か所で上から万力スタイルでラケットを押さえつける2点式が普通で、サイドサポートはありませんでした
これに対して現在の6点マシンでは、メインを張っているときに外側からフレームの寸法を決めてしまうことで、メインを張っているときのフレームの変形を防止します。この新式のシステムでウッドラケットを張るとフレームのゆがみが小さくなり、ウッド全盛当時より高い性能でストリンギングできる可能性があると思います。
ところが6点式マシンでうっかりウッドをホールドすると、困ったことが起こります。
こうなります。つまりクランプの斜面がウッドフレームのカドに食い込み、キズが付くんです。これはプロ用に多いCクランプでも起こります。Cクランプのほうが傷は浅くなりますが、傷はフレームの上下にできます。
そこで作ったのがこれ。コーナー部分の広い幅にわたって応力を分散するので、キズが付きません。
材料はこんなものです。100均の弁当箱。プラスチック容器で
直角部分が数ミリ立ち上がっているようなものならなんでもOKです。図のような部分をノコギリできってヤスリで仕上げれば使えます。
簡単ですが必需品ですよ。
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