単純蛇行張りのススメ (スカッシュ)

初稿 111030





これはかないまるのクロスの張り方で、ごく単純にストリングが往復しています。単純蛇行張りとしましょう。



一方、これはスカッシュラケット購入時に張ってあるサービスガットの張り方です。一回戻っています。

この一回戻る張り方がなぜはじまったかよく分かりませんが、恐らくプロテクターの両側をストリングで締めつけるという目的ではじまったのでしょう。

ではどちらがよいか。

かないまるの比較では、単純蛇行のほうがすぐれているようです。まず打感よいのです。一回戻しは普通のマシンで普通に張ると、ここでテンションが乱れてしまいます。

また、単純蛇行のほうが切れにくいと思います。「テクニが三週連続で切れた」と怒っている人に出会ったことがありますが、このプロテクターのところで切れていました。一本飛ばして次に戻るところは強烈な摩擦が起こります。旧型のテクニ (225) は大変にデリケートなので、ひとたまりもないのでしょう。

というわけで、単純蛇行張りをお勧めします。

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