T2000用のノット


初稿 111101
更新 120630


T2000は、ホールがなく、ワイヤにストリンギングします。スタートノットもタイオフノットもストリングではなくてワイヤに対して行います。つまりとても珍しいものですがT2000を張るためには覚えないといけないノットです。

まず二本張りの前半の最終 (「A部」とします) で、ショートサイドをタイオフするノットです。



ショートサイドの最終をクラウンワイヤに通した後、そのとなりのクラウンワイヤにタイオフします。なお、このノットはロープの世界のエイトノットです。

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T2000は一本張りと二本張りの両方が可能です。二本張りをする場合は、前半のロングサイドのタイオフはA部と同じにします。

後半をスタートアップ (C部) は次のようにします。これもノット方法はロープの世界のエイトノットです。



ここはスターティングノットとなりますが、A部 (タイオフ) との違いは、A部がとなりのクラウンにノットを作るのに対して、C部はスタートクラウン自身にノットを作るということです。

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最後に二本目 (一本張りでは一本目) のストリングの最終タイオフのノットです。ここもタイオフなのでは実はA部と同じノットですが、上下左右がA、B部と違うので図示しておきます。



まとめると、

ということです。

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