基本のゴーセン張り
普通の一本張りの張り方
その14
タイオフして出来上がり
初稿 111124
更新 121124
ロングサイドの最後です。
最後のクロスは10%テンションアップします。目的は、このあとのタイオフでテンションが少し抜けるので、引き足しておくわけです。
手近なメインのタイオフホール(穴が太くなっているホール)を見つけてタイオフします。これでロングサイドは終わりです。
ショートサイドはスターティングクランプで仮止めされていますので、まずテンションをかけてからスターティングクランプを取り外します。ストリングをクランプしてからグリップ方向に張り進めます。
ショートサイドの張り終わりです。10%アップして引き、クランプします。
最後にタイオフ。このノットはダブルノットです。
これでストリンギングを張る作業は終わりですが、マシンから外す前に縦横の乱れを観察して、マスメがきれいでなかったらここでオウルで叩いてなおします。もちろん張って行く間にも気をつけて、最後の修正はできるだけ必要のないように頑張ります。なぜならここでの修正は、テンションの緩みにつながるからです。
ただし、全てのクロスを1〜2ミリずらして張り、最後に全部のクロスを叩くストリンガーさんがいるようです。クロスをその分強めに引いておくのでしょうか。途中でマスメを直す時間が惜しいのか、ノッチを絶対に作らないというポリシーのどちらかでしょうが、アマチュアにはテンションがばらつくのでお勧めできません。
張り上がりました。まだ目なおしをしていない、張りっぱなしの状態です。立派なもんだ(^o^)。
クロスの5、7番付近は少しなおしたいですが、このまま使っても大丈夫です。
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