かないまるの
カルス培養土園芸

堆積発酵に挑戦
t02) 第二ロットの仕込み (12/6に実施)

初稿20211213


12/5にカルス培養土 (土中発酵)の第四ロットを仕込もうと思って準備をはじめましたが、草が大変なことになっていることがわかりました。

第一ロットでは草をカットしないで仕込んだため、発酵の途中でカットして大変でしたが、第二、第三ロットでは仕込前にカットするようにしました。このとき垣根トリマーでカットしたんですが、大量に作ったため60リットルくらい余っていました。

これを50リットルのプランター二個にわけて重ねてありました。上のほうは乾いて枯れ始めていました。
大分カサが少なくなっていたので、量を把握するため37リットルプランターにあました。

そうしたらビックリ。



プランターの底のほうの草が水を抱えて腐敗していました。50リットルプランターは排水に異常があったわけではないので,草が自分で水を抱えたんですね。匂いも出ていました。



どうしようかと思いましたが、そのまま24時間放置したら水が下のほうに移動して、濡れは全体的に均一になりました。匂いも消えました。

ただ、このままカルス培養土にするのはちょっと気が引けたので、堆積発酵の第二ロットにすることにしました。
元の草は60リットルですから、うまく行けば120リットルの培養土が作れる腐植になります。



資材です
    有機物。約30リットル。
      上記のやや腐った圧縮された草です。カット時は60リットルくらいありました。

    土。適当量。
      土中発酵の用意をしていたのでそのまま使いました。古土です。微塵は抜いてありません。鉢底石は抜いてあります。

    カルスNC-R 200グラム(240cc)
    米糠 600グラム (2りットル)
      土中発酵の用意をしていたのでそのまま使いました。

    硫安。入れていません。


作業工程の記録です。
仕込みは2021/12/6におこないました。

今回は、草を外に出さないで、プランターの中で全部作業をしてみました。プランターの底には土はない状態のままやることにします。



まず鎌を使って草を左にかき寄せてカルスをふりまきます。



米糠を振りかけます。



鎌を使って、右半分は底まで、左半分は上層分を攪拌します。



鎌で右にかき寄せます。



カルス、米糠を撒き゛同じように攪拌。土をまぶして攪拌。



次は中央付近を攻めて、カルスと米糠が終わるまで続けます。



草が隠れるくらい土を掛けます。



ここで灌水ですが、昨日までびしょびしょだったので軽く踏んでみました。案の定ジトっとしているので、灌水は省略しました。



最後に土を掛けて完了。
なんか大分量が減りましたが、元は60リットルあったということでいいでしょう。

このあと蓋をして発酵を待つことにします。




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