かないまるの
カルス培養土園芸

道具のご紹介

1) ペーハー、水分度計

初稿 211222


日本の雨はpH5程度の酸性だそうです。なので培養土は次第に酸性になります。
これを中性にもどすために使うのが苦土石灰です。

一般に、培養土10リットルあたり苦土石灰が30〜60グラム必用とされていますが、実は酸度を測らないと正確にはできません。漫然と石灰を投入しているとアルカリに傾きすぎますので、計器は持っているべきです。



いろいろ使いましたが、正確さでオススメなのは液式です。


土壌同士を比較したり、水分量を知りたいときは、メーター式がオススメです。以前は高かったんですが、今は1500円くらいのがあります。
    簡易土壌酸度計&土壌水分計 SKS-3



    Amazonに999円のそっくりなのがありますが、経験的にはお勧めできません。作っているところは同じだと思いますが、たぶん検品など商品管理に差があるので、実績的にこの藤原産業のがイチオシです。

    酸度は土に挿すとゆっくり針が動きますが、乾いているとpH7に近くなります。なので水分量をまず測り、そのあと土の一部を濡らして測定すると安定した値が出ます。

    この15年で何タイプか使いましたが、
      • ちゃんと測れるのは意外にない
      • 長いので鉢底、中間というように深さを変えて測れる
      • 安価
    なのでオススメです。





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