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カルス培養土園芸 6) カルスNC-Rで培養土を作ってみる 一回目の挑戦 (第一ロット) その3) 経過観測二回目 (11/18実施) 初稿20211215 カルス培養土、第一ロット。二回目の経過観察です(仕込みから17日目)。
前回11日に観察したとき、七層に埋めもどし、ほぼ均一な草と土の混合状態を作りましたました。今回は上から少しずつ掘り進み状況を見ていきます。 蓋にした土を退けると土と草の混ざった層が出てきました。発酵が進んで青いものはほとんどなくなりました。いい感じで分解しているようです。 中間付近まではだいたい同じでした。匂いはありません。 ところが一番下のプランター底付近は問題ありでした。びしょびしょです。二回目の散水が下層に残っていて濡れていました。 プランターは水平におけば下網とたまり水は接しない構造です。しかし仕込みでガサガサ動かしたので下網付近がどろどろになってしまい、たまり水が土に向かって毛細管現象で上がり、ぬれたままになっていたようです。 カルスは水分が多すぎると活動できないそうですが、そのせいですね、腐敗臭がすこしありました。 プランターは深さがありますから、水の切れはよくしないとだめだという勉強になりました。 そうした問題はありますが、全体としては発酵は進んでいますので、今回も9ミリメッシュで篩ってみました。 まず土ですが、また少し増えているようにみえます。1リットルくらい増えましたか。 草の分解をまた並べてみました。左から元の草、11日目、17日目(今回)です。 今回の草は、量的にはそんなに減りませんでした。しかし細かい枝や根はなくなっているようで、これが土に変わったのでしょう。 前回30〜40センチもあった長い草はもうみられなくなり、大半が20センチ以下になっていました。 また全体的に柔らかくなっています。 というわけで全体的には発酵は順調なようです。 次回は、この20センチくらいの草を土中カットした上で、土壌改良物資、肥料を入れた上で再度仕込みます。 その7)へ 目次へ かないまるwebトップへ #完熟肥料 #培養土の作り方 #腐葉土 #牛糞 #鶏糞 #苦土石灰 #ハイパワー苦土石灰 #赤玉土 #微塵抜き #角トーシ #木枠ふるい #窓ホー #土壌菌 #土の再生 |