個人事業主の事務室
2) ふるさと納税の限度額を計算するエクセルを配布します
(本項はMicrosoft Excel用です。 office互換ソフト用は次項)
初稿 190331
更新 190422
というわけで、ふるさと納税の限度額を計算するエクセルです。使ってみてください。
給与所得だけの方、プラス副収入程度の方も計算できます。
給与所得+年金の方も使えます。
去年の源泉徴収票や年金支給証明書などを用意して入力してください。
分離課税の対象となる所得は税制が複雑すぎるので対象外です。
おやくそくの免責の表記です。
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ご利用に際して
1) 対応状況
下記の収入に対応しています。
給与所得
不動産所得
事業所得
一時所得
年金所得
その他の雑所得(分離課税にならないもの)
下記の所得控除に対応しています。
医療費控除
社会保険料控除
生命保険/介護保険/個人年金保険控除
地震保険控除
2) 使用方法
ダウンロードしたZIPを解凍してください。
なかにはいっているエクセルを起動してください。
マクロを入れたので、一回目に下記の警告が出ます。「コンテンツを有効にする」ボタンを押してください。
ご自身の収入を記入してください。
ご自身の控除額を記入してください。
配偶者控除とその他人的控除(扶養控除など)は住民税のところにも記入欄がありますので、わすれずに記入してください。
このとき、所得税側が38万円の場合、住民税側は33万円というように、金額が違いますので注意してください(いずれ自動化します)。
なにかセルに記入するごとに、F102セル (黄色いセル) に逐次計算(公式法)による寄付限度額が表示されます。
全部記入が終わったら、100行目の「ふるさと納税限度額計算ボタン」を押してください。F100セル (ピンク色のセル)に山登り法による限度額の計算値が表示されます。
F102セル とF100セル の表示は通常同じです。もし相違違している場合は、F100セルのほうが真値です。
このように計算値に相違があるのは公式がよくないんですが、この現象が起こるのは「課税所得が所得税率の境界 (たとえば5%と10%の境目) 付近にいる場合」です。
このような場合、たとえば医療控除をすると所得税率が20→10%、10→5%のようにガクっと下がるため、ふるさと納税の限度額が落ちるという珍現象が発生することがあります。制度の欠陥なので、医療控除自体がやり損になることもあります。
ですのでセルの値の相違が出た場合は医療控除や経費の数字を振ってみるなどして慎重に再計算してみて、余裕ある寄付額にしてください。
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