かないまるの個室オーディオ 14) 銅板片によるラックの音質改善 (初公開) その2) 作りかた 初稿 180329 1)では製作編です
もう一度完成画像。スパイクの上に「くの字型」に曲げた銅板。これを作ります。ガムテープは位置ずれを防止するものですが、これはまた銅板を制振しています。 これを先日ご紹介した除電器で使ったPPテープにすると、音が全然落ちつきませんのでガムテープでなければなりません。現在のオススメはセキスイのガムテープです。 材料は0.5ミリ厚の銅板です。ホームセンターで買えます。もし銅帯が入手できれば、それを金属用の鋏でカットすれば簡単にできますが、通常は10×20センチくらいの銅板がスタートとなります。 銅板にフェルトペンで40×20くらいの枡目を書きます。ここをカットするわけです。かないまるはいつものように、ハンドグラインダの切断砥石でカットしました。 このようにするときは、銅板はしっかりとクランプで固定してくださいね。手で持ってカットなんか絶対にしないこと。銅板は粘るので、万一ひっかかるとけがをします。
銅は粘るので、グラインダでカットするとこんな感じでバリだらけになります。鋏でカットしても実はバリはあるので、バリはヤスリで除去します。 バリがどれました。角も丸めておいてください。指で一周なでてみて、両面や角に一切のバリがなくなればOKです。 電工ペンチでつかんで「くの字」に曲げます。一度まげて少しもどしたくらいが機械的によい音になるようです。画像程度にまげて、ラックの上にのせてもどしながら調整するといいでしょう。
出来上がって試聴中。前ページに書いたように、すばらしい音がしました。 その13)へ ←このページ→その15)へ 目次へ かないまるwebトップへ |