片々雑事 21




(284) MySONYのDMが飛んできました
(181005)。

ソニーの公式ページへの登場につづき、MySONYのDM (メーリング) が飛んできました。

「朝起きてクリックしたら金井さんのでっかい顔が出てきてビックリしました」というメッセが何通か来てますが、たしかにこれが来たら知人のみなさんには迫力がありますね。一体何通発行されているんでしょう。何万通でしょうね。

晴れがましいのでキャプチャーしておきます(^_^;)
DMから記事を読むと、抽選でソニーポイントが付きますよ。




(283) 久々にソニー公式ページに顔出しで登場しました
(181005)。

本当に久々にかないまるがソニーの公式ページに登場しました。



この10月発売のウォークマンに搭載される「バイナル・プロセッサー」。この機能についての特集記事がソニーの商品情報/ストアのページに掲載されました。(10月4日公開)。技術的な内容の記事なのでソニー公式の記事としては異例に難しいかも。いずれかないまるで勉強会を…といいたいところですが、全然更新してないのでそれはいわないでおきます。とにかくページを読んでみてください。量が多くてぐったりすると思います(^_^;)。でも内容はかないまるwebの読者のみなさんなら大丈夫でしょう。

今のところ、「ソニー」で検索して一番に出ているページの「特集記事リンク」のトップ扱い。ものすごくでっかいリンクが張ってあります。晴れがましいのでキャプチャーしておきます(^_^;)



バイナル・プロセッサーとは一言でいえば、デジタルオーディオをアナログレコード再生のような肌触りで聴くことができるようにするものです。オカルトではありません。根拠はしっかりしています。物理現象です(^^)

キーワードの一つは初動感度アップ。もう一つがレコード盤の振動が音を整えてくれること。

詳しくは記事で読んでいただくとして、記事から一カ所だけ引用しておきたいと思います。


搭載モデルです。初搭載はニューモデルのA-50です。
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-A50_series/

100万円クラスのDMP-Z1にも搭載されます。
https://www.phileweb.com/news/audio/201809/01/20122.html

そしてなんと「WM1/ZX300」にもアップデートでこの機能が提供されます。
持っている方はトクしましたね。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1139699.html

アップデートのページは、ZX300がこちら。WM1がこちらです。



(282) ドルビーアトモス映画は普通の映画館でも楽しめるという話。
(180902)

フォールアウトを観ました。「ぐったりしました」という感想も聞こえてきましたが、かないまるもたしかにぐったりしました。

実は普通の映画でもややぐったりします。常に仕事モードだからです。「デモできるシーンはあるか(音質判断)。シーケンスはデモに適当な長さか(実際にデモに使えるか)」を常にしています。

まあ映画を楽しめないということは全くありませんのでご安心ください。鑑賞脳は常に冷静ですが、音質がいいとその意味で興奮しますので別の楽しみがあるともいえます。

で、この映画は冒頭で「ややナロウレンジで歪み感がある」と聴きました。なので前半はややがっかりしました。ところが後半は音質はともかく、立体音がイケイケでスゴくて楽しめました。

デモに好適なシーンもありましたよ。ヘリが雪の上を転がるシーンが凄かったです。音作りが偏執狂。

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このシーン。スクリーンはヘリ室内です。ヘリが雪の斜面を転がるので、スクリーンは扇風機を正面から見たようにグルグル回っています。それにつながる客席は?。

そう、画面と後ろ壁を結ぶ線を中心として縦回転します。そしてまさにそのように音がついていました。映画館がヘリ室内となって転がっている。すげーでっかいヘリ(^^)がメリメリと回転するんです。床には音はないはずですが、その床からも音が聴こえてくるような錯覚すら。今からBD化されてデモするのが楽しみです。

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さて、この表現は5.1チャンネル時代はほぼありませんでした。音は水平回転が基本。洗濯機の洗濯槽の方向の回転です。ドラム式乾燥機のような縦回転はほぼありませんでした。

それが、ドルビーアトモス制作では見事に音が縦回転。サウンドと映像がバッチリ合っています。その後ヘリが岩の割れ目に挟まり「メリメリ」と音がしますが、ここはもう映画館全体が岩に挟まったようでスゴイ迫力。

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さて、とはいうものの、かないまるは実はこの映画をアトモス映画館で観ていません。デジタル上映の普通のシネコンの映画館で、7.1チャンネルでみました。

でも普通の映画館でも席がよければ天井の音はちゃんと天井に行き、アトモス映画が十分楽しめます。もちろんアトモス映画館のような定位の尖鋭度はないんですが、その分音が硬くなりにくいというメリットもあります。

さて、では「席がよければ」とは?。

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まず左右の真ん中であることが重要です。ズレは左右に1〜2席まで。つまりど真ん中。

かないまるは必ずネット予約して映画をみますが、理由はこの左右のど真ん中を確実にとるためです。センターがとれないときは別の回にする。重要なポイント。

前後方向は、前から2/3〜3/4です。数列の幅があり、左右より少し制約が少ない。

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ところで、映画館では、前から2/3の位置にある中央の席を「プライムシート」と呼び、音の調整の基準席とされています。そしてここならアトモス制作を非アトモス館で見ても、天井に配置した音は天井に行くので、音の制作の狙いはほぼわかります。

なぜ天井に行くか。それはステレオ2チャンネルのボーカルが左右の中央から聴こえるのと全く同じ原理です。中央だけでなくL /Rの内部はほぼ確実にどこでも音が定位嶋。

これと同じで、左サラウンド(SL)と、右サラウンド(SR)を上手に使うとステレオ的に音が天井に定位するんです。なのでまず左右の真ん中がいいのです。

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では前後はどうかというと、前から2/3の席はもちろんいいのですが、そこから3〜4列なら後方でも大丈夫です。これはサラウンドスピーカーがアレイ状に並んでいるおかげです。かないまるは画面が観やすくて疲れなくていいので、2/3よりはやや後ろの席をとります。

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さて、このような席なら天井から音が聴こえるのは、実はアトモス制作とは関係ありません。SL=SRの音は5.1チャンネル制作でも天井に行きます。そしてDVDやBDでも、サラウンドスピーカーを左右3本ずつ使えば家庭でも再現できます。TA-DA9000ESに9.1チャンネルモードとして実装して商品化したこともあります。

実はドルビーデジタル、dtsなどの登場でサラウンドがディスクリートになった1998年ごろから、スタジオエンジニアは天井に音がつけられることをよく知っていました。コンタクト、U571などは天井に音がたっぷりありデモでよく使いました。

ところが2002年ごろ登場しサラウンドEXの登場で天井の音は完全に消えました。「SL=SRの音をステアリングでサラウンドバックに持って行く」という仕組み立ったので、映画の音の主流は完全に水平展開になってしまいました。

その後デジタル制作デジタル上映になってからは天井の音が復活していたんですが、アトモス制作が多くなってきた最近の映画はプロデューサたちが開眼したのかガンガン天井を使うようになってきました。

たとえばパッセンジャーの核融合エネルギーをダクトに放出するシーンでは、ダクトの円筒感が完璧。かないまるはコンタクトのワームホールやデイライトのトンネル火災を「チューブ物」といってデモに燃えたものですが、やはり天井にスピーカがあると制作そのものが違ってきますね。

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アトモスはサラウンドL /R。天井L/Rが前後にアレイ状に配置されています。つまり4本のアレイがあります。アレイ内の各スピーカは独立に鳴らすことができて、鮮明な定位も可能ですが、映画の大半は各アレイごとに同じ音を送り込む「ベッド」という仕組みがあります。

映画音声では画面に合わせて映画館内に環境を作り出すことを最も重視します。ですので希望する点「オブジェクト」を置く前に、そのベースになる背景をベッドでつくるんです。

今回のヘリ室内はこの ベッド4列に送る音を順次右回転で動かしたようです。「ベッドの音をパンした?」。きっとツールからつくったでしょうね。間違いなく新しい表現だと思います。

その上で、ミシミシ、メリメリという音を「オブジェクト」で置いたのではないか?。

そしてアトモス映画館でなくても、7.1チャンネル上映ができる映画館、つまり最近のデジタル上映館はベッド4列のパンは再現可能だと思います。オブジェクトですらプライムシートではアトモス上映と同等に聴こえるようにレンダリングされている(あるいは別途リミックスしてある)はずですが、モトがちゃんとできているので普通の映画館でもスゴイのでしょう。

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ただし天井方向の角度がちゃんとわかるのは左右中央の席だけです。左右の壁に近い席では天井の音は壁沿いに移動してしまいます。自分に近い壁の上方の音が濃くなり、天井中央は空虚。遠い壁が再び音が濃い。つまり繋がりの悪い音場です。

ただまあアトモス映画は音数は多いので、うるさいこと言わなければどこにいても楽しいですけどね。

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以上はかないまるの予測が相当入っていて、間違っているかもしれません。でも非アトモス映画館で天井に音が行くのは事実ですので、アトモス映画館から遠い人も悲観しないで楽しみましょう。フォールアウトは上映しているうちに観ておくべき映画だと思います。

ちなみにBD/DVD再生で同じようにすることはなかなか難しいです。民生用はサラウンドスピーカが少なすぎるからです。アトモス制作を楽しむには、ちゃんと天井にスピーカを入れなくても9.1チャンネル再生すれば結構行けます。7.1チャンネルアンプでも9.1チャンネル再生はできます。基本的にはSL/SRに二本ずつサラウンドスピーカをパラレル接続すればOKです。

パラレル接続の安全性やレベルの調整方法はこちらの記事をご覧ください




(281)伊豆に行ってきました
(180819)

交通事故治療終了 (中止っていうんですね) したのが5月末。ここを再開する宣言をしたのに意外に腰の調子が悪くて、仕事こなすのと花の世話で精一杯です。ごめんなさい。

さて、そうしたいろいろな仕事の山がお盆前に一段落 (×3なので三段落?) し、お盆はゆっくり休めました。今年は伊豆に行ってきました。

予定は、8/9河津七滝→8/11伊豆高原の二泊でした。

と味のある予定でしたが、8/9に台風が来たので初日をキャンセル。いやあ、一泊で伊豆は遠いですね。渋滞も始まっちゃったし。買い換えたばかりのナビも全然だめで、箱根から伊豆スカイラインに抜けたいのに、なんと沼津に連れて行かれました。



沼津から伊豆スカイラインの熱海側の入口を入った時点で4時すぎ(^_^;)。観光はできなくて、伊豆スカイライン走破のみが楽しかったということになりますが、まあ記念なので熱海が見えるところで写真をとりました。

さて、今回のハイライトは、ステンドグラスの体験教室でした。



これが材料。左から銅箔テープ。カットされた教材のガラス。ビンはペースト(フラックス)です。刷毛はペーストを銅箔に塗るためのもの。お菓子は…カミさんの胃袋へ。



工程はまず銅箔テープをガラスの淵に貼り付けます。ステンドグラスはハンダでガラスをくっつけて行くというくらいの知識はありましたが、まず銅箔で縁取りをするのは知りませんでした。



その銅箔テープにハンダを盛り、形もハンダで作ります。銅箔は全てハンダコート。なるほど。
画像の工程は難しいので先生がやってくれちゃいました。やりたかったです(^_^;)。
紙の上に乗っているのが棒ハンダ。錫80%と解説されましたが、たぶん共晶(60%錫)だと思います。



完成。ハンダが黒くなっていますが、これはハンダに「ブラックパティーナ」というのを塗ると黒くなるんですね。パティーナの正体は硫酸銅の水溶液っぽいです。





今回の宿と風呂。
建物はおおっという感じでかっこいい。
風呂は温泉ですが一つしかない。客室が少ないので一つの風呂を鍵をかけて貸し切りするスタイル。少し待ちましたが、入ってしまえばのんびり入れてよかったかも。



(280) 交通事故治療をしておりました
(180522)

2/28以来、また更新が止まっていました。すみません。でも今回の停止は交通事故によるものですので勘弁してくださいね。

事故はちょうど三カ月前の2月22日。治療が4月中旬までほぼ毎日。その後治療の頻度は減りましたが、仕事は当然押すので、その解消のため今も日程に追われていて、時間的に更新できませんでした。

事故は軽いものですので心配しないでくださいね。

駐車場から出てきたバンに自転車を倒されました。運転手はかないまるの自転車は見ていなかったそうです。

自転車は壊れましたが(修理不能)、かないまるははっしと飛び下りたので外傷はなし。レントゲン、CTも特段の問題はなし。ところがこのはっしがまずかったようです。全身の筋肉が硬直したため神経を圧迫したようで、腰痛が悪化しました。

かないまるが腰痛を持っているのはここに書きましたっけ。一昨年末に痛くなりましたが、発病当初は一日中いたくて立っていられないほどでした。

それを主に鍼治療 (自費治療) により、近頃は日常生活に支障がないくらいまで回復していました。

具体的には

こんな感じですかね。テニス、スカッシュも、特に痛いときは休みましたが基本的には続けていました。

ところが、事故後痛いのなんの。靴下が立ったままはけない。発病当時より痛いくらい。テニスもスカッシュもできる見込みがないので止めました。2万円分くらい講習料が無駄になったかな。発病以来で一番悪い感じ。

それからちょうど3カ月。痛みはほぼ事故前の程度に戻りました。筋力が落ちてしまうのでスカッシュを再開しました。球が軽いので本人が動きすぎなければテニスより実は楽なんです (テニスは打球の反動が大きくてまだだめです)。

仕事が押したのがなにしろつらいですが、それも来週月曜日(28日)に山を越しますので、近々個室オーディオを再開できるでしょう。IOデータのNASは音がいいです。改造もいれてみました。書きたいことがたくさんあります。

再開したらまたよろしくお願いします。


(279) ふるさと納税の限度額 (詳細計算法)
(180228)

再びふるさと納税ネタです。確定申告を作りながら、ふるさと納税の限度額について調べました。以前から難しくてわからなかったんですが、やっと分かったので覚えとして書いておきます。


ふるさと納税の寄付額にはご存じのように上限があります。一年あたり2000円の手数料は定額でかかりますが、それ以外は限度額以内なら全額が控除 (減税の形で返金) されます。

控除は、確定申告で行う場合は次の3つのステップに別れています。以下、確定申告をするために必要なことは理解している前提で書きます。

まず最初の2ステップ。


ここまでで、限度額を100%として、

次に (限度額-2000円) のうち残りの80%または70%は、

で戻ってきます。ただしこの特例分には限度額があります。これがふるさと納税の限度額を決めています。その限度とは 住民税額-5000円)の20%を越えないことです。

つまり

住民税額をJ、寄付総額をK、所得税率をS、として数式で書くと、

これを解くと

となります。

ここで問題なのが住民税額 J をどうやって知るかがかないまるの悩みでした。所得税と必要事項はにていますが配偶者控除などの額が違ってたりするし、そもそも計算したことがないですよね。

給与所得のみで医療控除もしない人は、さとふるにある「早見表」で限度額がわかりますが、かないまるのように年金所得と給与所得があり、医療控除もするとこれが使えません。

そこで住民税計算サイトをいろいろさがしましたが、「公的年金と個人年金を別々に入力できない」とか「個人年金の必要経費」「医療控除」が入力できないものばかりです。「ふるさと納税の限度額シミュレーションページ」ともなると、よくこれで公開するなあというレベル。いやホント。

というわけで一時間ほどネットサーフィン(懐かしい言葉だ)して、いろいろちゃんと入力できるのを探したのが長谷税務会計事務所さんのページです。

なんと船橋市の事務所さんですね。かないまる邸のすぐ近くです。

このサイトのフォームの使用法の注意は

  1. 入力は上から順に埋めていきます。
  2. 金額を入れないところの0は消してはいけません。
  3. 所得の入力が終わったら「所得を合計する」ボタンを、所得控除の入力が終わったら「所得控除を合計する」のボタンを押します。
  4. 最後に「各種税額の計算」のボタンを押します。

です。では実例として下記を入力してみます。

課税所得224万円 なので所得税率Sは10%となります。
住民税額Jは241900円とでできますので、限度額Kは、

と計算されました。6万円まで寄付可能とわかります。パチパチ(^^)。

ここで所得税は税率の階段がそのまま使われますので、収入が500万円前後と900万円前後で納税限度額が急激に増えることが分かります。ちまたの納税限度額早見表(たとえばこちら)をみると、給与収入が上がる割合に比べて寄付限度額が急上昇しているところががありますが、これは所得税が55→10%→20%と変わる境界だからです。

所得税そのものは所得税率を斜めにつないで税額を計算するのでこういう不連続はありませんが、税率のそのまま使ってしまうと階段がモロに出てきますね。ヘンな制度ですが、、そういえば医療控除額も同じような問題を持っていますね。

あーすっきりした(^_^;)。



(278) ふるさと納税は得です!
(180128)

みなさん、ふるさと納税してますか。

ふるさと納税は、限度額までなら寄付した金額が全額戻ります (正確には2000円だけ自己負担があります)。その上で寄付先の自治体から「返礼品」がやって来ます。その価値は寄付金額の25〜40%程度。寄付金は戻るので、返礼品の部分はまるもうけです。

限度額は年収600万円で独身だとだいたい76,000円。これで合計25000円前後の返礼品がゲットできます。さらに年収が300万円増えて900万円だと限度額は150,000円と2倍になります。累進課税で税率がどんどん上がるからですが、所得税率の数値をそのまま使って計算されるので、税率が10%や20%になる下限付近の所得の人は実はトクをする制度です。

納税の方法は、「さとふる」というサイトに行き、通販感覚で返礼品を「注文」します。このとき寄付金を入金しますが、確定申告で「寄付控除」を入力すれば、本年分の所得税(確定申告は翌年3月)の減額と、翌年の住民税(6月から徴収)が減額される形で戻ってきます(ワンストップ特例を使えば5自治体までは確定申告なしで全部住民税減額で戻ってきます)。

かないまるはふるさと納税をはじめて三年目です。もっと早くやればよかったですね。開始してからは「お米」をスーパーで買わなくなりました。1万円の寄付で新潟のコシヒカリが10キロもゲットできます。4000〜5000円分ですよ。

で、昨年の大ヒットはこれ。



包丁ではなくて砥石のほうです。使ってみてびっくり。ものすごい研ぎ味。包丁を一カ所につき10往復もすると、あっと言う間に刃が付きました。いままで人造砥石で何分もかけていたのがうそみたい。人造砥石は瞬殺で捨てました。

これは天草砥石という天然石の砥石で、サイズは205×72×50サイズ。寄付額は1万円。買っても2500〜3000円程度のものですが、砥石は持っているとなかなか買わないですよね。

このほか、北海道厚岸町の殻付き牡蠣(かき)が感動的でした。



蕎麦打ちファンには「タチアカネ2.5s」というのがオススメです。蕎麦として新種でまだ通販されていなくて、直接現地で買う以外はふるさと納税だけで入手できます。味は無茶苦茶美味しいです。

2.5sというと多すぎるように感じますね。かないまるは血糖値が心配な人ですから使い切れないかと思いました。

ところががこの蕎麦はそば粉にしても味があまり落ちなくて、普通に冷蔵して2カ月以上美味しかったです。

というわけで、ふるさと納税、しない手はないですよ。



(277) I-O DATAのオーディオ用NAS「Soundgenic」。注文しました。
(180128)

アイ・オー・データ機器の新製品。「Soundgenic」シリーズ。2TBのHDDモデルを注文しました。

かないまるは音質チェックの標準に現在fidata (SSDバージョン) を使っています。ただ高級すぎるので、低価格のNASの標準としてRockDisk For Audioも使っています。その差はでかい。でかすぎる。

そこで Soundgenic HDL-RA2HF (2TBのHDDバージョン)を一台注文しました。2月中旬出荷とのことなので、到着したらご紹介しましょうね。

ちなみにアイオープラザで購入しましたが、ご紹介しようと思って今行ってみたら、

との表記が。発表してまだ数日ですよ。びっくりしちゃいますね。




さて、画像を拝借してきました。なかなかカッコいいですね。すっかりオーディオ機器らしくなりました。



背面です。DCインレットがあるので、RockDiskNext同様になにかDCアダプタがつくんですね。RockDiskNextやRockDisk For Audioはアダプタを交換して音質をアップグレードできましたが、同じようにできそうです。

LANコネクタ以外にUSB2.0とUSB3.0がひとつずつ付いてますね。fidataで開発された機能が盛り込まれる予定だそうです。



(276)I-O DATA、オーディオ用NAS「Soundgenic」シリーズが発表されました。
(180124)

アイ・オー・データ機器から、「Soundgenic」シリーズという新しいオーディオNASが発表されました。

「Soundgenic」シリーズ発表記事 (ステレオサウンド) はこちら
アイオーデータ機器の製品紹介記事。

かないまるは第三回大阪デモのときに、アイ・オー・データ機器製のNAS「RockDiskNext」をデモ用に使って、その音質の良さに助けられました。RockDiskNextは、その後DSD対応してオーディオNASに脱皮しました。かないまるの現役時代最後のメディア登場は、このRockDiskNextの記事でした。

後継機「RockDisk for Audio」は、RockDiskNextと違い重厚感はありませんでしたが、使いかたを工夫するとよい音がしました。なので、オーディオNASが欲しいという方に推薦してきました。

そのRockDisk for Audioもすでに生産完了していて、「後継機はないんですか」と質問され困っていましたが、これは期待が大です。

今後音を聴けたらレポートしたいと思います。



(275) かないまるのホームページのスマホ対応の要点
(180124)

かないまるwebをスマホ対応にした方法を書いておきます。常識なんだろうと思いますが、常識すぎてあまり書かれていなくて見つかりにくいので、簡単なwebを作りたい方には参考になるでしょう。

htmlの改良

かないまるwebのhtmlは、Bodyの前に簡単なヘッダをおいただけなのが基本でした。

----ヘッダ----
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="content-type" CONTENT="text/html;charset=Shift_JIS">
<META NAME="GENERATOR" CONTENT="HOTALL Ver.7.2W">
<META name="viewport" CONTENT="width=device-width">
<TITLE>かないまるweb</TITLE>
<LINK REL=stylesheet TYPE="text/css" HREF="style.css">
</HEAD>
------------

追加したのは<LINK>タグです。 同じフォルダにある style.css にしたがう指令です。

style.cssはこんなものです。

---- style.css ----
body {
color:#1a1a1a;
margin:0px;
padding:0px;
background:#ffffff;
}

img { max-width:90%; height:auto; }
video {max-width:100%; height: auto; }

.video-wrap { position: relative;}
.video-btn {
bottom:60px;
cursor: pointer;
}"

(後ほど出展を追記します)
------------

普通にwebを書くと、画像が大きいと文字が小さくなります。
max-width:」では画像をスマホの画面の何%にするかを記述すると、文字が普通に読めるようになります。
video行以下は丸写しなのでよくわかっていませんが、これを書くだけで動画が再生できるようになりました。

以上、覚えでした。



(274) 再開したかないまるwebが、軌道に乗ってきました。
(180124)

年始の挨拶に書いたように、自宅のオーディオ環境を整え始めました。同時にこの関係の記事を書き始めました。ハーベスの移設とレストアまで終わりましたが、面白いという反応をいただいています。

もう一つ。ここ数年悩んでいた、かないまるwebをスマホで読めるようにするテーマもとりあえず解消しました。

実は、スマホページを作りかたや、PC用のページをスマホ用に変換するサイトは結構あるんですが、テキストと画像だけでプレーンに構成しているようなかないまるwebにはあいません。製作の負担が大きいのです。もちろんページはきれいでボタンなどもしゃれていた方がいいに越したことはないですが、時間がかけられない。ただでさて忙しくて止まっちゃうんですから。

そこで、いろいろサイトを巡り歩いて、以下のようにすればスマホで読めるようになりました。
PCでも読めることはもちろん考えています。

スマホ対応後は、PCではことみるとバナーが大きすぎるとか、いくつかの問題もあります。いずれはスタイルシートを勉強して両立性をよくするつもりですが、まずはスマホで読めることを優先してゆきます。

今後はトップページの目次をなおしながら、今後の構成も分かりやすくしてゆきたいと思います。


[new] (273) 明けましておめでとうございます。
(180101)




あけましておめでとうございます。

11月に64歳になり、再雇用も12月から5年目に入りました。今の雇用契約では今年11月末日まで働くことになります。

最近「かないまるを全然更新してないですね」って言われます。言い訳すると、ご想像どおりでしょうけど定年退職前より忙しいのです。

というのも、現役時代は持ちカテゴリーがAVアンプと決まっていたのと違い、現在の職務は「よろず音質向上のため後進を指導する」となっています。カテゴリ的には「なんでもあり」になりました。

さいわいなことにお手伝いの依頼はたくさんいただき、いまや数カテゴリーで若手と一緒に音質向上の努力をしています。

で、これが面白い。

もともといろんなことに興味はありますが、母体になっているAVアンプ設計が応用が効くんです。

AVアンプというのは、回路技術、パターン技術、電源・グラウンド技術の集大成。部品から高音質ハンダまで開発してベストバイを戦ってきましたので「音質技術のデパート」みたいになっています。

技術的には、AVアンプはオーディオ機器としては最大級のDSP演算パワーを持ち、「デジタル」の音質がまず重要。また演算ノイズも大きく、その環境下でフォノイコライザー (DA5800ESまで) という小信号のアナログ回路をもっています。さらに6〜11チャンネルものパワーアンプを同時に駆動して音質よく鳴らさなければならない。スピーカーから受ける音圧による振動もものすごいので、シャーシの音質には機械工学のセンスも必要。

スゴク細かいことも例示すれば「電源スイッチを入れてから何秒後にスピーカリレーがオンすべきか」を音質観点で決めるといマニアック度です。

で、こうしたもので鍛えた技術をいろいろなカテゴリーで応用して一緒に設計すると、かなり結果がいいんですね。若手も感動して成長してくれます。かくして試聴は毎日2〜3セッションが普通。最近は腰痛も出て来る中、多い日は一日5セッションなんてことも。これはきついんですよ。加えてこの二年間は、試聴室の音作りも数カ所やり、これもまた面白い。

性格的に全力でやりますので、空いた時間は体力と精神状態を良好に維持するためスポーツと庭仕事で過ごすこととなり、モノを書くことが全然できないのが現状です。現状だと、これでモノを書いたらつぶれます。まあプライベートな場では書くこともありますが、仕事内容は現役時代と違って書けませんので(このページのポリシー参照)

ただ、ここで問題が。会社の試聴室はかないまるのものではありまん。いつかは去らなければならない。

一方で、実は有名な「かないルーム」は現在かないまるは使っていません。かないまるの自由にならないようになったなか、そうした部屋は二度と作れないと思っていたのが、同じような判断力のある環境を別の部屋に作ることができることが最近分かってきました。ソニーストアの試聴室(シアター)も、そういう意味ではなかなかいい。

そこで今年の目標は、自宅のオーディオ環境を多少は仕事場のような判断ができそうなくらいにしてみたいと思っています。

勿論数百万円のスピーカを買う財力も場所もありません。そこで息子が使っていた6畳間をできる限りよい音質にしてみるという目標を立てました。この数年で手がけたモデルや音が気に入っているモデルをかないまるなりに最高に鳴らしてみたいと思っています。

予算?。年金生活者のお小遣いでできる範囲(^_^;)。

というわけで、次に書くのはまた数カ月先?と揶揄されそうですが、とにかく頑張りますので、久しぶりによろしくお願いします。


(272) ソニーストアのシアター音作りについて
(トップページより転載)

170430)
お久しぶりです。一年以上放置してすみません。
公開でものを書くのに制約が多くて、気をつかうものでなかなか書けないまま放置になりました。ごめんなさい。
連休に入り久しぶりに時間が空いたのでなにか書きたくなり更新をしています。

この一年の間もかないまるはいまだにソニー在勤です。
この間に後進の指導に自分のテーマも織りまぜて忙しくしていますが、みなさんに直接成果を見ていただけるものとして、

の三か所にシアター(試聴室)を作るお手伝いをしました。かないまるがかかわったことはストアではお話ししているようなので、まあ書いてもいいでしょう。

ソニーストアの試聴室をメンテすることは、大阪で「かないまるデモ」をきっかけに始まりましたが、その実績を買っていただき、ストア博多(天神のアップルの向かいにあります)開店のとき新規のシアターの音作りを監修しました。

続いて銀座(4丁目交差点にあります)、札幌(大通り三越となりのアップルストアの跡地にあります)とお手伝い。ソニー製品をよい環境で聴ける部屋が着々と増えているわけです。

特に銀座は会社に近いので頻繁にメンテをしていますので、会社の試聴室に優るとも劣らない音質です。その経験を踏まえて作った札幌の試聴室も同じ水準。

実は博多は新規の施工業者での初仕事だったのでセットアップに少し難儀しましたが、開店時から好評でした。その後も銀座の成果をフィードバックして後輩がメンテしていますのでよい音がしているとのこと。ストア大阪も頑張っていると思います。

これらの試聴室は、ソニーストアでは「シアター」と呼んでいます。しかしセットアップはHAP-Z1、TA-A1ES、SS-AR1またはAR2 (銀座はさらにSCD-DR1)を使って入念にやってあり、実際ARスピーカがいつでも聴ける状態になっています。どなたでも音を聴き、映像を見ることができますし、ショールーム兼ストアですので、購入や設置の相談にも乗ってくれます。

突然行っても空いていれば入れますが、予約していただけると確実です。画質・音質について猛勉強しているシアターアテンダントがつき説明もしてくれます。

来店予約のページはこちらです。

是非一度お出掛けください。




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