片々雑事 19
(264) カモミールベストオーディオ2
web記事第一弾が出ました。
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(160302)
アスキー・デジタルに
という記事が出ました(2016年03月02日 15時00分公開)
昨日、(259)でご紹介したe-onkyo試聴室で聴いていただいたときの記事です。びっくりするくらい詳しい記事で、ページ数の制限がないネット媒体ならではですね。
ASCIIさん、素晴らしい記事をありがとうございました。
読みごたえのある記事です。是非ご覧ください。
(263) カモミールベストオーディオ2
e-onkyoでのハイレゾ配信 で、購入者特典ミニライブがあります。
かないまるも登場予定です。
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(160302)
e-onkyoでのハイレゾ配信 ですが、購入特典として、恵美さん本人を迎えて「ハイレゾ試聴会&トークショー&ミニライブ」があります。このイベントにはかないまるも登場予定です。
イベントの詳細はこちら。
(262) カモミールベストオーディオ2が発売になりました。
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(160302)
2016年3月2日。ついにカモミールベストオーディオ2が発売になりました。SACDのほか、e-onkyoのハイレゾ配信も始まりました。
まずSACDです。
Amazonで一時的に在庫切れ。このほか通販各社で、のきなみ在庫切れになっているようですね。どこか一か所とかでなく一斉に品切れはある意味素晴らしい (アマゾンは先程「3/5入荷予定」に変わりました)。
e-onkyoでのハイレゾ配信も始まりました。SACDはリッピングできませんので、ファイルオーディオを楽しんでいる方にはこちらがお勧めですね。こちらは在庫切れもありませんし。
(261) カモミールベストオーディオ2が、HMVのSACD売り上げで一位になりました。
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(160301)
ふとネットを見ていて、カモミールベストオーディオ2が「一位」になっているのを見つけました。HMVでSACDでの順位ですが、うれしいかぎりです。
(260) カモミールベストオーディオ2
e-オンキョーのハイレゾ配信も3/2開始です。
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(160301)
明日発売のカモミールベストオーディオ2ですが、同時にe-onkyoさんからのハイレゾ配信も始まるそうです (
e-onkyoでのハイレゾ配信にて始まりました。3/2追記)。
SACDもいいが、ファイル再生で楽しみたいという方は、ダウンロード購入をご検討ください。
頒布される音源は、編集の最終データ(マスターデータ)で分解能は96kHz24bitのPCMです。
SACDの制作は、この96kHz24bitのデジタルPCMデータを阿部さんの持つ業務用DA変換器でアナログに変換。編集はこのシステムの音を聴きながら仕上げました。最終的にSACDに記録されているのは、このパワーアンプに入力されるアナログ信号をSONOMA方式の業務用録音機でDSD録音したものです。緑盤の音匠仕様は、このSACDの出力の音が制作時の音色とほとんど変わらないように生まれたもので、かないまると阿部さんが聴き、恵美さんが確認した音に一番近いといえます。
一方、e-onkyoさんで配信されるのは、上記DA変換直前の96kHz24bitのPCMデータです。アナログマスターのさらにマスター。再生音はDA変換以後 (つまりファイルプレーヤーシステム) 次第ですが、上手に再生すると、変換過程が少ないだけフレッシュで情報量の高い音を楽しめると思います。
ちなみにかないまるは、カモミールベストオーディオ第一集やカモミールスマイルのデータをよく使います。SACDと同じ感触を目指すことで、システムの指針が立ちやすいのです。だからSACDもデータもどちらも大切に使っています。
みなさんの場合もファイル再生環境を整えるために大いに役立つと思いますので、是非SACDとダウンロードを併用してみてください。
(259) カモミールベストオーディオ2
e-オンキョーさんの試聴室で、いくつかの媒体さんに聴いていただきました
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(160229)
カモミールベストオーディオ2 が、いよいよ明後日3/2に発売になります。発売に先立ち、オーディオアクセサリー誌に続き、数媒体さんに聴いていただきました。媒体は阿部さんの懇意のところということですが、かないまるも立ち会いました。記事が出てきたらご紹介しましょう。
今回は、この試聴環境のセットアップをしたのでご紹介しましょう。
場所はe-オンキョーさんの試聴室。阿部さんがクラシックのマルチチャンネル作品の制作に使っているそうです。ですのでもともとしっかりと配置されていました。しかし、サラウンドスピーカがやや後ろ過ぎたので(120度くらい)、これを115度くらいに修正するため、デモ半径を少し小さくすることにしました。
セットアップ方法はオーディオアクセサリー誌のコラムに書いたとおりですが、今回はレーザー機器を持っていかなかったので、全て目測と聴感でやりました。
配置は正三角形ベースです。ガムテープもレーザー機器もありませんが、まず床の板目数でセンター位置を決めてソファに座りました。ここが王様席。この状態でまずボーカルがちょうど真ん中にくるように、スピーカを前後させます。つまりボーカルが左によったら、左のスピーカを遠くするか、右のスピーカを近づけます。これでだいたい5ミリ以内の等距離ができます。
フロントの正面軸の交差は、王様席から50センチ程度後ろですが、この画像はフロントスピーカの角度を大雑把に出しているところです。使われているスピーカはラウンド型なので、上面に長方形の紙を置いています。紙の背後からすかして見て、王様席の後ろを狙えば、スピーカの正面軸がリスニング位置より後ろで交差するようになります。
この方法でだいたい角度を出したら、あとは広がりと高さ感を聴きながら左右の角度を王様席で聴きながら微調整します。ラウンド型はこの角度にあまり敏感ではないですが、ピタっと決まるとやはりよい音場が出現します。
LCRができたらサラウンドを調整。角度を115度にしてぎりぎり壁によせましたが、フロントに比べてまだ30センチほど近かったので、これはアンプの距離設定を変更しました。能率も3dBほど低いようなので、テストトーンを使って合わせ、最後に楽曲で微調整しました。
対談の様子は記事が出たらご紹介しますが、最後に記念撮影をアップしておきますね。
camomile Best Audio 2(SACD)は、明後日3/2発売です。
(258) カモミールベストオーディオ2
オーディオアクセサリー誌にかないまるが登場しました
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(160220)
15日におしらせしたとおり、オーディオアクセサリー誌が2/20に発売になり、カモミールベストオーディオ2の記事が掲載されました。久しぶりにかないまるも登場しています。
記事はこんな感じです。当初2ページの予定だったんですが、すごくいい音がしたので、音が出たとたんに1ページ増えて3ページになりました。
書かれているのは、評論家の林さんにできあがったばかりの音匠仕様盤を聴いていただいた感想が中心ですが、どうやって高さを自由にできたかの技術的なことも分かりやすく書いていただきました。
当日再生した曲は、あらかじめ決めておいたのは一曲目に入っている「ザ・ローズ」くらいで、あとはその場の話題や恵美さんの気持ちなどに合わせて演奏しました。林さんはその流れにそって丹念に試聴感を綴ってくださいさっています。(256)でお話ししたとおり、かないまるが直前にスピーカセットアップをして、ミックス時の音場を再現してありますし、林さんの記述も正確なので、書かれている内容はこのアルバムの再生音場の目標値といえるでしょう。
ちなみに、かないまるが日本の雑誌の試聴室でセットアップをしたのは初めてです。アンプはかないまるの希望でTA-DA5800ESを使いましたが、スピーカ (ELAC)やプレーヤー(Oppo)はの選定は音元出版のNさんの選定。ケーブル類も音元出版にあったものを勧められるまま使うという、とてもおもしろい経験をさせていただきました。毎日たくさんのメーカの商品を聴いている人の経験値というのはすごいものですね。ケーブルではサエクのオーディオケーブル (RCAピンコード) や電源コードの音がとてもよかったのが印象的でした。今度ご紹介しましょう。
でも、音場はそういうものだけでは決まりません。スピーカの配置や角度が肝心なのです。これを今回、3ページ目の上半分に書く機会をいただきました。日本では正三角形の2chの設置は「サラウンドの設置」だと思っている人が多いようですが、それは間違いです。海外ではこれこそが2chの基本。5.1は、それにセンターとサラウンドを足しただけです。字数が少ないのでまだわかりにくい点もあると思いますが、2chからマルチchへのセットアップのポイントが一連の手順として活字になったのは初めてだと思います。
林さん、素晴らしい記事をありがとうございました。
編集部のNさん。セットアップと記事を書く機会をいただきありがとうございました。
オーディオアクセサリー誌は2月20日に発売になりました。是非ご講読ください。
[new] (257) カモミールベストオーディオ2
12人の評論家のうち5人が選出。2人から特選をいただきました。集計してみるとダントツの一位です。
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(160221)
オーディオアクセサリー誌には、「12人の評論家が選ぶ 優秀盤オーディオグレード」というコーナーがあります。ここで、カモミールベストオーディオ2が、5人の評論家に選ばれ、そのうち2人の評論家から「特選」を獲得しました。
まず、特選の岩井さんと鈴木さんの記事のイメージです。四半期に発売されるCDはものすごい数ですから、推薦や特選を獲得するのはとても難しく、5人から推薦/特選をいただいたのはよい成績だと思います。
そこでカモミールベストオーディオのときと同じように点数集計してみました。特選を2点、推薦を1点としています。
順位 | | 特選(2点) | 推薦(1点) | 得点 |
1 | カモミールベストオーディオ2 | ☆☆ | 〇〇〇 | 7 |
2 | ソフト2 | ☆☆ | | 4 |
2 | ソフト3 | ☆ | 〇〇 | 4 |
4 | ソフト4 | ☆ | 〇 | 3 |
5 | ソフト5、6、7、8、9、10 | ☆ | | 2 |
5 | ソフト11、12、13 | | 〇〇 | 2 |
13 | ソフト13〜37 | | 〇 | 1 |
本来は点数を付けるものではないので乱暴なのはご容赦いただきたいと思いますが、点数化すると推薦状況がバラバラなのがよく分かります。ソフト5〜10の6タイトルと、同点13位の24タイトルは、一人だけ推薦または一人だけ特選ということです。そうした中で複数の評論家に選んでいただけたのはとてもうれしい結果です。
今回はプルーフ盤 (最初のテストプレス) ができたのが日程的にほんとうにギリギリで、サンプル到着時点で選定結果と原稿を提出ずみの先生もいらっしゃる状況だったそうで、そんななか高いご評価をいただき感謝にたえません。ありがとうございました。
(256) カモミールベストオーディオの第二集
オーディオアクセサリー誌に登場します。
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(160215)
寝ようと思いましたが、もう一つ。雑誌記事の予告編です。
2月20日に発売予定の
オーディオアクセサリー 2016年 04 月号に、カモミールベストオーディオの第二集の試聴記事が出ます。音元出版の試聴室でこの作品を評論家の林さんと一緒に聴き、その様子を林さんが書いてくださいました。
当日は評論家の林さんに作品を聴いてもらって、(255)項に書いたコンセプトがそのまま伝わりましたが、当日かないまるは大変でした。取材予定の3時間前に音元出版の試聴室に行き、何もない状態から5.1chをセットアップしたんです。
奮闘4時間 (あ、取材時間を押しました)。仕事場と基本的に同じ音場ができましたよ。エンジニアの阿部さんも「実際に仕事に使える音がする」と太鼓判を押してくれました。
で世話役の編集部のNさんがずっと一緒にいて、機器を出したり、メモを取ったりしていましたが、二日後セットアップのやり方をコラム記事にするので配置図図を書いて欲しいと頼まれました。でも配置図だけでは心配。なのでセットアップの要点を書いて渡したら、サクっと編集されて、かないまるの署名記事になっていました。さすが編集者
(^_^;)。
でもこの作品を聴いていただくのに、作り込んだ音場がそのまま出る要点を書けた思います。
是非読んでいただきたいのは、まずは2チャンネルの設置方法です。実は欧米のミックスエンジニアが使っている配置で、欧米では雑誌の評価ルームやメーカのデモでも同じ配置を非常によく見かけます。
この配置は
サラウンド勉強会に書いてありますが、今回ちゃんとした図を作りましたので、近々もう一度説明しなおしますね。
というわけで、当日の記念撮影を一枚。
あ、後ろにいるのは、左がポニーキャニオンのYさん (この作品の担当者さん) 、右が恵美さんのマネージャーのSさんです。AA誌には同じ場所で撮影したピースしてない写真が入りますので、この画像はかないまる限定です。
[new] (255) カモミールベストオーディオの第二集を作りました
(160214)
藤田恵美さんのCamomile Best Aaudio 第二集が3月2日に発売になります。
カモミールベストオーディオの第一集をリリースしたのが2007年でした。たくさんの方に応援していただいて話題になり、発売と同時に売り切れ。しかも二週間注残という武勇伝を残しましたが、あれからもう8年になるんですね (
当時の記事はこちら)。
ベストオーディオ第二集 は、2010年に出した「
カモミールスマイル 」を加えたシリーズ4作品から、13曲を選定してリミックスしたものです。
スマイルから6曲。未発表曲が2曲、旧三作から5曲選曲されています。この未発表曲がなかなかいいんですが。もちろん全曲マルチch (サラウンド)ミックスも作りました。
今回のテーマは、三つです。
1)ステレオ2chに自由な高さ感を与え、スピーカのある空間を音楽の絵画にしました
というとなにか不自然な感じがするかもしれませんが、そんなことはなくて、海外の優秀ポップスを基準に、その定位空間をさらに広く、充実したものをめざしました。
もともと2chステレオ再生は、スピーカの無いところにも音は広がります。でもあまり高いところには音は持って行けません。もちろん収録の時点でスピーカーでモニタリングしながら音の上がる位置をさがしてマイクを立てて録音すれば音は上がります。でもすでに録ってある音源をリミックスして高さを付けるのは、なかなか難しい。
もちろんかないまるオススメCDでご紹介してきたように、海外の優秀作品にはボーカルやピアノが高いところにいるものがあります。とても素敵。
でもこういう作品は例外的です。オススメCDのひとつであるハンター(ジェニファウォーンズ)なんかものすごく音がいいですが、高さはほとんどありません。「ベストオーディオ1」も高さはまだ獲得していませんでした。
上下の定位を使えると楽器を上下に分離して配置することができます。ボーカルと伴奏はしばしばぶつかって、伴奏を左右どちらかに逃がすかフォーカスをぼかすのが普通ですが、高さが変えられれば自然に離すことができます。ボーカルとギターの伴奏がどちらも中央にいる。でもぶつからない。感動的なことです。
2chステレオの良さはCD層でも楽しめますが、SA-CD層を聴けば、ハイレゾらしい景色の良さがよりはっきりわかると思います。前壁一杯に広がる音楽の絵画を楽しんでいただければと思います。
2)マルチchは音場の球体化を実現しました
2chが音楽の絵画なら、マルチは音楽のプラネタリウムでしょうか。実は2007年に第一集を出したときは、楽器にバルコニーの高さを与えることができました。当時も十分立体的と喜んでいただきました。
でも実はリスナーの側方にはあまり音を置いてありません。後ろや横に音を配置すると攻撃的に聴こえたので避けたのです。できる範囲で無理をしなかったということですが、自由度はまだあまり大きくありませんでした。
前方のバルコニーに置いたトランペットやフィドル。この配置は有名になりましたが、聴く位置によっては場所が結構動いていました。
今回のベスト2では、高さを作る技術が格段に進んだので、側方から後方に近い範囲に音を置くことができました。高さと広がりを適切に使うことで不自然さや攻撃的な感じがしないのです。勿論そう感じる段階もありましたが、それを丹念に編集して仕上げました。
仕上がった音場は単なる立体を超えました。まるで大きな球体ができました。宇宙といってもいい。シンバルやウインドベルは自然に定位が移動しますので、まるで宇宙を流れる流星のよう。
ミックス中に「あー、まるでプラネタリウムのようだな」と思いました。
3)低音のハイレゾ化
通常メインのスピーカは40〜50Hz程度が限界で、それ以下はとても少なくなります。とくに、現在一般的なバスレススピーカーではポート共振より低い周波数はほぼ無音になります。それが30Hz以下です。
でもSWなら30Hz以下の再生ができるものがかなりあります。多くの映画を意識したSWは100Hzくらいにピークがありますが、30Hz以下も出ます。
そこで今回はLFEに30Hz以下の音を入れました。ベースの基音より下にあるうねりみないた成分が入っています。逆に30Hz以上はほとんどありません。100Hzにピークがあっても急速に減衰してしまうのでメインスピーカとはケンカしないのです。音量的にも大きくないので小型のSWでなくても大丈夫です。
実はかないまるは寝室で16センチの自作 (PC用を改造したもの) のSWを使っていますが、映画用だと小音量でしか使えません。でも今回の用途では、音量をある程度上げても大丈夫です。勿論効果抜群。これは低音のハイレゾですよ。
ハイレゾというと周波数を高くするほうばかり言われますが、みなさん、低域を広げましょう。クラシックの作品の制作者がホールの低音の30Hz以下を入れてくれると、すごくおもしろいのですが。
おっと。また寝られなくなりますのでこのへんにします。
(254)明けましておめでとうございます
(160115)トップページから転載
2016/01/01
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
(252)いやはや忙しい
(150813)
ごぶさたしていました。やっとお盆休みに入りました。久しぶりにご挨拶です。
再雇用の身分はなにかのモデルに責任をもつということはありません。というかもたせてもらえません。若手がそだたないと困るからですね。ではなにをしているかというと、よろず音質向上のアドバイスやお手伝いをしています。設計の主体は若手の設計者ですが、その音質設計に協力しながら、彼らの設計力を高めるのが今の仕事です。
さいわいAVアンプでやってきたグラウンド技術やシャーシの構成、部品技術などはいろいろなカテゴリに応用が効きます。提案して試してもらうとびっくりするほど音がよくなるんですね。
でもお手伝いできるかどうかは担当者のみなさんがかないまるを頼ってくれるかどうか次第です。が、いまのところ激しく頼っていただけるケースが多く
(^_^;)、かないまるは幸せなことに多忙というわけです。
さて、そんなわけでかないまるWEBがまったく書けないですね。メールへの返信はきちんとこなしていますが、一週間以上メールが読めないこともあり返信が遅くてすみません。
WEBの作りも少しずつ変えて行こうと思います。現在目次が目茶苦茶ですが、まずはここをなおさないとだめですね。着実にやります。
さて、
RockDiskNextの販売が完了しています。少し時間が経ちましたが、放置できないので
RockDiskNextのページを更新しました。
[new] (251)RockDiskNextが生産完了。在庫かぎりで販売も完了
(150317)
もともとはオーディオNASではないのに、音質がよく、DSDへの対応もありオーディオ用として愛用者の多いRockDiskNext。これが最近生産が完了し、現在残っている在庫かぎりで販売も完了するそうです。
なんでも使用している重要なICのひとつが製造終了になったためだそうです。アイオーデータさんはICを買いだめしてRockDiskNextの生産を継続したようですが、それを使い切っての生産完了。残念ですがしょうがないですね。
ここで心配なのが故障時に何年後まで修理ができるか。オーディオ機器は生産完了後6〜8年の期間、修理用の部品が保有されていますが、RockDiskNextのような外部増設機器だとどうなんでしょうね。もともとオーディオ機器ではなくて、こわれたら最新のものに買い換える分野ですから、長期の修理は無理かなあ。
と心配する前に自衛策。かないまるは某社のNASのファームが飛んで、それを某社が修理できないため、機械としては生きているのに使えなくなるという悲しい経験をもっています。RockDiskNextも信用していないわけではないですが、バックアップは購入して保有しています (詳しく言うと一稼働固体ごとに一台のバックアップを持っています)。もともと本体価格が音質を考えると異例に安価ですので、心配より自衛という感じ。
もしオーディオ機器としてRockDiskNextを超えるものが出てきたら改造して、その音を再度超えてでも使いたいですね。
改造、今、やろうかな…(^_^;)。
まあ一度気に入ったNASはオーディオ機器と全く同じ性格をもつんですね。全体の音がそれを元に構築されちゃうんです。速度などの性能では代えがたい。金額の問題でもない。某コレガが稼働しなくなって以後RockDiskNextには救われましたが、当時は仕事環境を作っていましたから、音のバランスをとるのに全く苦労しなかったというわけではないのです。
これから買う方、バックアップを買う方は下記のリンクからどうぞ。
[new] (250) 右クリックして出てくる「新規作成」に「.htm」を追加する
(150208)
忘れっぽいので、自分のための覚えです。
デスクトップ→右クリック→新規ファイルに「.htm」がないので追加する方法です。
まず新規のテキストファイルを作り、下記の内容をペーストして保存します。
----
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CLASSES_ROOT\.htm\ShellNew]
"ItemName"=hex(2):00,00
"NullFile"=""
----
このファイルを「右クリック新規にhtmを追加する.reg」にリネームし、ダブルクリックすると、上記キーがレジストリに追加されます。
キー追加後デスクトップで一度新規作成すると、USBメモリなどのフォルダの中でもつかえるようになります。
削除する場合はリジストリエディタを開き、該当キーを削除します。
(249) 藤田恵美さんの今度のシングルは、演歌!
(150107)
かないまるが初めて音楽作品作りを手がけたのが、藤田恵美さんの「camomile Best Audio」でした。今から8年くらい前ですね。このCDと「ココロの食卓」、「camomile smile」にはかないまるの名前がクレジットされています。
その後かないまるは、恵美さんのファンとしてライブコンサートにときどき拝見しています。2ショットもいただいたりして(^_^)。
さて、最近の恵美さんは、ジャズトリオや若いギャルのグループの演奏をバックに歌うなど楽しいコンサートを続けてらっしゃり、ほんとうにいろいろな引き出しがあるのだなあと感心してしまいます。
そうしたなか、あるときのコンサートで、演歌「津軽海峡冬景色」を歌ってくださいました。これがものすごくうまい。コブシをころんころんまわしながら「あーあーああ〜」と猛然とうたいあげちゃいました。
会場は一瞬あっけにとられ、その後大興奮、最後は拍手大喝采。
もちろん恵美さんは、ル・クプルでデビューしたより何年も前に演歌歌手としてデビューしてます。なので、演歌がうまくても不思議でない。しかし、それにしてもうまいもんだなあと強烈な印象が残りました。
で、このコンサートのときの興奮がスタッフ内でも話題になり「演歌、録音しちゃいましょうか」ということになり、その結果生まれたのが今回のシングルです。題名は「飲んじゃって…」。その良さは言葉で説明できません。昨日から公式プロモがユーチューブに上がりましたので、是非再生してみてください。
ね、いいでしょう。
近くにいる女性(音質担当の一人で、音楽にはかなりうるさい)に、まず音だけで「だれだと思う」とクイズしましたが、全くわからず。「凄く上手な人です。新人ではないんですね??」。そして恵美さんとわかると大喝采していました。
マネージャーさんによると、すでに有線放送で流れていて、今日の三時すぎに早くも「有線のお問い合わせランキング」で1位になったそうです。
というわけで、camomile Best Audioのときとおなじようなわくわく感がありますね。ヒットしそうです。さあ、みなさんで応援しましょう。発売は1月21日。
予約はこちらから。
(248)あけましておめでとうございます
(150101)
定年退職→再雇用。昨12月末で一年一カ月勤めました。案外うれしかったのが再雇用二年目で休暇が一年分追加されたことだったりします。定年退職でリセットされましたからね、休暇が少ないというなんとなく緊張する状況から解放されたので、今年はどこかに長めの旅行に行きたいです。
仕事は快調にやらせてもらってます。モデルに対する責任がなくなって、よろず若手の相談相手、、、なのか邪魔しているのか分かりませんが、現役時代より忙しくなったのは確かです。
問題はかないまるwebが全くお留守になっていることですね。すみません。再開宣言をして直後に書き始めた電源コードがまだ書き切ってないし、書きたいことが山ほどあるのに時間がありません。持ってる活力を新しい仕事のやり方に適応させてたことが大きいんですが、トシに負けないようにスポーツの時間を増やしたこともあります。
今年は心機一転、もっと簡単な書き方をして情報発信を多くできるように工夫したいと思います。
というわけで、ことしもよろしくお願いいたします。
(247)かないまるが「ステレオ時代」誌に登場しました。
(141218)
みなさん、ステレオ時代というムック(雑誌)をご存じですか。
最近ハイレゾの流行で2チャンネルステレオが活況ですが、その2チャンネルステレオの全盛期は1980年〜1990年代。この時代のオーディオ商品にフォーカスし、この時代にオーディオを趣味としたおじさん世代に大人気なのがこのムックです。
一年に二回の発行で、いままで二回発行されていますが、かないまるも愛読者で「
なんとも楽しい雑誌だなあ」と思っていました。
かないまるが入社したころの御三家、サンスイ、パイオニア、ケンウッド、そして今も高級機を作り続けるアキュフェーズなどの、時代を作ったブランドの商品と、その当時の設計者が登場。いろいろな話が出てきますが、かないまるが設計人生を歩み始めたのが1979年ですから当時を次々に思い出してしまいます。そしてよく顔を知っている設計者がそれなりの年齢を証明する顔写真つきで登場。読んでいるととても楽しいのです。
そのステレオ時代さんから、かないまるにも取材依頼をいただき、先月取材をお受けしました。そして本日2014年12月18日。
ステレオ時代 VOL.3 第三号が発行されました。
記事は6ページ。かないまるは何度も雑誌に登場していますが、最初の見開きページの写真のでかいこと!。これは過去最大のサイズです (二番目はHiVi誌)。
内容も今回は初出の内容です。
まず当時アンプ設計者だったかないまるが、なぜ、また、どういう気持ちでCDプレーヤーを設計したかをご紹介しています。また発売当時はほとんど訴求していない、R1の開発で音質を大きく握っていたもう一つのテーマをご紹介しています。
後者はかないまるが大学院で現代制御理論を専攻してきたことを背景にしたテーマ。当WEBでもほとんど触れたことがなく、かないまるはいつかこの話を残したいと思っていました。ですので今回その願いがかなった感じです。
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取材の前日、かないまるは久しぶりにCDP-R1にDAS-R1、TA-ER1、TA-N9000ES(BTL動作)を接続して音を出してみました。凄く熱い音がしました。編集者さんにも聴いていただきましたが、とても驚かれていました。
今回の記事のリードをご紹介しますが、その感動が盛り込まれています。
いかがですか。是非書店でご覧になり、気に入ったらご講読ください。
ちなみに第三号の巻頭特集はナカミチ「ドラゴン」です。ナカミチファンは注目ですね。
アマゾンでの注文はこちらからどうぞ (かないまるにお小遣いが入りますのでよろしく(^_^;)。
(246)のんびりと書き始めました
(141217)
やっと本日ケーブル制作編を書きました。後一回で完結です。
復活を宣言して一カ月くらいは調子よくやっていましたが、そのあとは猛烈に忙しくなってしまいました。一応言い訳しておくと、実は仕事がものすごく多いんです。
再雇用は、なにか働くテーマをもって勤めに入ります。現役時代のような、なにかのモデルやカテゴリの責任を持つということはなくなってきて、補助的な仕事か、後進の指導が中心になります。
かないまるの場合はどうなっているかというと、引退する前も自分自身はそんなに設計の中心ではなくなっていて、音質技術、導入、部品技術など、幅広く音質向上の相談や指導をしていました。現在もそのスタイルは同じです。違うのは面倒をみているカテゴリが5倍くらいにふえたことです。引退仕事ということで頼みやすいのかなあ…。
現役時代は概ねAVアンプ専任でしたが、今は小さいのから大きいのまで沢山のカテゴリから相談を受けて、そこの若い方に「こうしたらいいんじゃない」みたいな指示を出します。大概うまくいき担当者はたいへんに喜びます。結果報告が満面の笑みなので、こっちもやる気になっちゃうんですね。かないまるがやったことがないカテゴリに至っては、よい音の定義が違ったりして、これがまた面白い。みているカテゴリの詳細は書けませんけどね。
ところが、かないまる自身がそうだったように、挽夏から晩秋までみなさんとても忙しくなります。その設計の補助をしているかないまるはどうなるか。じゃん、
スケジュールが殺人的になりました。多分現役時代よりはたらいているんじゃないかと思います。それで、復活したはずの当WEBが再び開店休業というわけでした。
それがやっと先週くらいから終息して、こうしてWEBを書くことができるようになってきました。そんなわけで結構楽しくやっています。引き続きよろしくお願いします。
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