高速ルータ・接続編
初稿 041006
では接続編です。
これが、かないまる邸のLAN系統とともに書いた、新しい全系統図です。ルータには、
- 宅内メディアコンバータからのWAN配線 (外部のIPアドレスを持つイーサネット回線)
- NTTの電話回線 (ADSLは用済みですが、まだYahoo! BBの信号がとまっていないのでスプリッタが残してあります
- 家屋内のアナログ電話配線
がまず接続できます。
しかしここで問題がひとつ。高速ルータにはスイッチングハブ (ハブ0) が付いていますが、これと壁体内のハブ1が繋がらないのです。ハブは基本的にはPCをつなぐ装置で、ハブとハブをつなぐときは、通常はどちらかのハブのアップリンクポートというのを使います。
図中の赤丸がそれで、普通はどんなハブにも付いている機能ですが、AtermWR7610HVには、このアップッリンクポートが見当たりません。ただまあ、アップリンクポートというのは、LANの信号の送信と受信を逆にしたもので、ない場合はクロスケーブル (1-2番と3-6番のツイストペアラインを両側で入れ換えて接続したもの) を使えば接続できます。
クロスケーブルを作るのは簡単ですが、ちょうど素材ケーブルの手持ちがほとんどなくなってしまっていたので、今回は手持ちのケーブルの先端をちょん切ってクロスアダプタを作ることにしました。
つまり非常に短いクロスケーブルを作り、メス-メスのアダプタ (これは出張用にいつも持っています) を取り付けて既存のLANケーブルと接続するというわけです。
接続が終わった様子です。
目次をフレーム表示する(目次がないときクリックしてください)