アバック秋葉原店にTA-DA5800ESをセットアップしてきました。
(この展示は13年1月4日を持って終了しました)
(121204)
かないまるのセットアップした環境は大阪ソニーストアに常設になっていますが、東京では始めてみなさんにお聴きいただける環境がただいま出現中です。
場所は
アバック秋葉原本店さんで、11月末に販売店店頭の環境でのセットアップをやってみる機会をいただきました。
場所はLINNのシステムとセレクトされたAVシステムを置いた試聴室。ちょうどリビング程度の大きさで、スピーカはこの部屋の備品でELACの240Line (2011年モデルのFS249BE+FS247BE+CC241BEにサブウーファを加えた5.1チャンネルシステム)です。
各チャンネルを入念に位置決め。実はこれ、目をつむってスピーカの音を聴きながら場所を決めています。
もちろん最初はリスニング位置から正三角形にフロントを配置し、そこから10センチくらい動かしていいところを探します。追い込むと最後はわずか1〜2ミリで音がどんどん変わります。つまりスピーカの位置で音を聴いても、リスニング位置でいい音がするかどうかがわかるのです。
これでできることは、実は世界的に一流のセットアップエンジニアが知っています。たとえば20年近く前に欧州に出張したときに、これで音がわかることを知っている人にギリシャで始めて出会いました。2002年に北米に出張したときには、真空管メーカーの試聴室でウィルソンのシステム7の出している音場がかないまるのセットアップと全くおなじなのでメーカーのかたにたずねたら、セットアップはウィルソンのエンジニアで、全く同じ方法でやっていたそうです。
もちろんどういう音が出たときにリスニング位置でどういう音がするか経験を積む必要がありますが、できるようになると誰かに聴いてもらわなくても一人でちゃんとしたセットアップができるんです。
あまり広くない部屋ですが、この調整後、部屋いっぱいに音が広がるようになりました。フロントさえできればサラウンドはすぐにゴキゲンに鳴り出します。
それにしても、ELACのJETツイーターが作る音場はなかなかいいですね。エラックは (世界で唯一ハイルドライバーを使い続けているメーカーですが、かないまる邸のリビングでもBS203.2という安価なスピーカを使っていて、セッティングがはまるとものすごくいい音をだします今回のスピーカは50万円クラスのもので、なかなかいいエアが出ます。
実はこのスピーカは結構よいアンプを要求てるとかないまるは思っています。そこはTA-DA5800ESは実力を発揮という感じで、はなかなかいい感じです(^_^)。
サラウンドスピーカもELACですが、セットアップ前日に下見させていただい結果サラウンドがリスニング席に対してやや直撃だと判断しました。部屋があまり広くないからです。
そこで大阪で活躍しているラックと同じ思想のスタンドを作り持ち込みました (作り方は後日公開しますね)。
セットアップ完了です。この部屋はLINNのネットワークオーディオ機器を試聴するのがメインの部屋だそうですが、TA-DA5800ESのアナログ入力とLINNの相性もバッチリです。
もちろんTA-DA5800ESのネットワークオーディオの音もよく鳴っています。アバックさんのNASには、かないまるがミックスの音決めをした藤田恵美さんとHYPSの5.1ch音源(eオンキョーさんで販売しているモノ)が入っていて、再生すると部屋いっぱいに音か広がります。
いつまで置いていただけるかは、みなさんがどれくらい聴きに行ってくださるかですね。年内は置いてくれるかも。恵美さんやHYPSをリクエストするもよし、是非愛聴盤をお持ちになってもいいでしょう。この機会にぜひ聴きに行ってください。気に入ったら買ってくださいね(^_^)/゛。