オーディオ用NAS RockDisk For Audio

比較試聴
HDD/SSDの音を比較してみました
(準備偏)
151208初稿
・SSDの音が聴きたい
ここまでRockDisk For AudioのHDDモデルの音を聴いてきました。このモデルは購入したままでもなかなかよい音がします。さらに、振動対策をすると大きな欠点のない音になることもわかりました。
ただし、この対策は振動を揺らして逃げるので、オーディオの王道である重量付加や、太くて重たい高級ケーブルを使った音質改善がしにくい傾向があります。
つまりしっかりケーブルや重量付加のところでHDDの振動が床同様に反射して、音を自分で汚す傾向があるわけです。
そこで、内蔵されているHDDが3.5インチと比べてどのくらいの位置づけなのか、さらには振動のないSSDの音を聴きたいと思い始めました。
・4メディア集めてみました
実はHDDやSSDは仕事がら比較試聴の機会はありますが、その結果を公開はできないので、今回は自宅にできる限りということで4媒体を集めて聴くことにしました。
・試聴メディア
画像の@〜Cが集めた媒体です。
@3.5インチHDD
ウエスタンデジタル・グリーン (WD Caviar Green) 2TB
RockDiskNextの記事を書いていたときの推薦HDDです。当時購入してバックアップ用に保管しておいたものです。
A2.5インチHDD
サムスンST2000LM003 2TB
RockDisk For Audioに搭載されている2.5インチのHDDです。借用品です。
BSSD サムスン 850EVO
fidataやRockDisk For AudioのSSDモデルに乗っているSSDです。借用品です。
CSSD サムスン 840EVO
一昨年当時、最高容量で比較的音もよかったのでノートPC用に購入したものです。ノートのシステムを一時退避して用意しました。
HDDやSSDがささっているのは、お立ち台型のHDD-USB変換器です。
D センチュリー 裸族のお立ち台CROSU3
この分野の草分け商品です。HDD/SSD一台用。今回はこれで試聴を始めましたが、なんと840EVOとWindows7の接続が不安定で、TA-DA5800ESからはUSB機器として認識できないことがわかりました。
合計3ドライブ同時に動くとWindows7からの音質チェックが楽なので、今回は補助的に使いました。
E inateck FD2002
Inateck というドイツ製のHDDスタンドです。アマゾンで購入したら、すぐに日本語の取説がメールで送られてきました。日本人ではないが、日本語をとてもよく知っている外人が書いた感じで、ていねいにかかれていて好感が持てました。
もともと二台型で、PC無しでHDDのまるごとコピー機能が付いているというものですが、二台用のUSB変換器としても使えます。
わりと音質がよかったことと、A側に媒体を装着することでDA5800ESから4媒体すべてを認識できたので、これを試聴のメインにしました。
ふたつのお立ち台の電源容量は30W程度で、RockDiskNextよりやや小さく、RockDisk For Audioよりやや大きい感じで、だいたい似たようなものです。
上記のように試聴のメインはinateck FD2002のAとしました。これをTA-DA5800ESのフロントUSB端子にさして、マイミュージックから選択して試聴しました。
またWindows7上では必要に応じて2〜3台同時に動かしながら、瞬時比較試聴をしました。
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