ウッド
メインの終了とクロスのスタート
初稿 111203
メインが張り終わりました。この最終メインの固定クランプは、ストリングの中央からボトム側を半分残して止めます。理由は、このあとのロングサイドのクロスが一往復まではこのクランプ状態で通るからです。スペースを空けておくわけです。
またここでハープ弾きを念入りにおこない、テンションのバラツキがないことを確認します。ウッドのホールは摩擦が大きいので、一本引くごとに引っ掛かりがないことを確認しますが、不幸にしてここでテンション抜けが見つかった場合はテンション移動で調整します。
ではクロスを通します。まずロングサイド。製造ミスのため左右を入れ換えていますが、カワサキ/ドネーパターンなので5穴目になります。
ショートサイドです。クロスを4穴目に通します。
ショートサイドは一本。ロングサイドは一本を完全に通し、もう一本をプリレーシングします。
クロスを引き始めます。テンションを12%落として45にしました。
まずショートサイドを一本引き、スターティングクランプで止めます。これから張るストリングが邪魔をするので、巻いてスターティングクランプのグリップに差し込んでおきます。
次にロングサイドを引き始め、そのままトップまで張りあげてタイオフします。
ロングサイドが終わったらショートサイドに戻ります。まずプリレーシングをいれてからスターティングクランプを引いて外し、固定クランプします。これもグリップエンドまで張り、タイオフします。
張り上がりです。あれれ。クロスが一本少ない?。
間違いではありません。これは好みの問題ですが、かないまるはグリップ側のクロスを一本抜くことがよくあります。自分で張る方は是非やってみてください。クロスの終端でストレスが増えるより、一本抜いてしまった方が素直に飛ぶことが多いです。
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